デザインについて

色数制限なし!フルカラーTシャツはインクジェットプリントで間違いなし!

オリジナルTシャツを作ろうと思って調べだすと絶対に目に入ってくるインクジェットプリント。もっとたくさんの色を使いたいけど、シルクスクリーンだと版代もプリント料金上がって、デザインが制限されてしまう、といったときにおすすめのプリント方法です。

1色増えるごとに増えていくお見積もりに、「やっぱり1色でいいか…」となってしまう前に!思い切ってフルカラープリントに挑戦してみませんか?色数の制限がないので、デザインの幅も広がります!より自由にオリジナルTシャツをプリントするために、今回はフルカラーのインクジェットプリントについて書いていきます。

インクジェットプリントって?

フルカラープリントで一番有名なインクジェットプリント。インクジェットプリントは、Tシャツの記事に直接インクを吹き付けて、Tシャツに染み込ませる印刷方法です。

身近なところで言えば、家や会社で使用している「プリンター」で紙に印刷するのと同じ仕組みとなっています。紙が生地に変わったと思っていただければ、想像しやすいとのではないでしょうか。専用のプリンターにTシャツを着せて、生地のゴミを取り、シワを伸ばし、あとはスイッチを押すだけでプリントが開始されます。

白Tシャツにプリントする場合は染み込みプリントのような仕上がりになります。プリント部分がゴワゴワしないので通気性もいいです。生地の風合いを損ねることなくプリントできるので、自然な着心地が人気です。

白Tシャツ以外のカラーTシャツにプリントする場合は、プリントの発色をよくするために、

  1. 前処理剤を塗る
  2. 白インクを吹きかる
  3. その上にデザインをプリントする

という手順になります。前処理剤と白インクがかかっているので、白Tシャツのように生地に染み込んだプリントにはなりません。カラーTシャツの場合は少しざらざらとした風合いが特徴です。


よーく見るとデザインの周りに薄い白線が見えます。これが最初に下に引いている白インクです。

インクジェットプリントの魅力とは?

それでは早速インクジェットの魅力について見ていきましょう!

色数の制限がない

オリジナルTシャツプリントで有名なシルクスクリーンは、色ごとに「版」を作ってプリントしていく方法になりますので、製作の枚数が少なく、色数が多いご注文の場合はどうしても金額が高くなってしまいがちです。この問題を解決してくれるのがインクジェットとなります。数えきれないほどの多色プリントから、フルカラーのお写真まで、なんでもプリント可能です!

グラデーションを表現できる

グラデーションのデザインが簡単に再現できてしまうところも魅力のひとつ。
特に白Tシャツへのプリントの場合、生地の色の影響を全くうけないので、データの色がほぼそのまま再現されるかつ、生地の風合いを損ねず柔らかい仕上がりになります。

ぼかしや細い線も得意!

1色のデザインだと「シルクスクリーンプリント」と思いがちですがそんなことはありません。シルクスクリーンプリントでは再現ができなかったぼかしや、細い線、細かい柄に関してもインクジェットが解決してくれます。

小ロットでも低コスト

版を製作する必要がないので、1枚でも低コストで製作可能!
よくいただくお問い合わせで「1枚だけほしいんです」。こんなお問い合わせをいただきます。オーダーメイド商品の場合、数を多く注文していただくほどお得な料金になっていることがしばしば。そこで解決してくれるのがインクジェットプリントとなります。版の製作コストをゼロにすることで、1枚でもお得に製作が可能です。

インクジェットの注意点

いいことずくめなインクジェットプリントも少し注意点があります。

綿100%の商品のみ対応

 

デザインの幅を持たせることができるインクジェットプリントの注意点としては【コットン100%のTシャツのみ対応】という点です。残念ながらポリエステルやナイロン素材の商品にはプリントができません。「Tシャツにプリントしたデザインをブルゾンにもプリントしたい」となると、Tシャツとブルゾンで加工方法が変わるため、プリントの仕上がりが全く異なる場合もあります。今後いろんな商品で追加を検討している場合は、事前に営業担当に相談してみましょう。

データと全く同じ色にはならない

 

データをそのままインクジェット機で出力しますが、プリンターの性質・プリント方法の制約上、データの色とプリントした色は完全に同じ色にはなりません。CMYKでの出力になりますので、RGBでデータを作成している場合は仕上がりが大きく異なります。データはCMYKでの作成がおすすめです。後述しますが、比較的色の差が出にくい白Tシャツの場合でも多少色が沈んだり、色が変わる場合もあります。

白TシャツとカラーTシャツでプリントの仕上がりが変わる

 

先ほどもご紹介しましたが、白Tシャツの場合は生地に直接インクを吹きかける、それ以外のカラーの場合は、前処理剤+白インク+デザインをプリントというプリント工程になるため、白TシャツとカラーTシャツで仕上がりが異なります。また、生地色の影響により元データと色味が変わることもあります。白Tシャツと黒Tシャツに同じデザインをプリントしてみると発色の違いが顕著にでますので、Tシャツカラーを複数パターン検討している場合は転写プリントへの変更を提案する場合もございます。

インクジェットプリントに向かないTシャツカラーもありますので、気になるカラーがあれば相談してみましょう。

また、カラーTシャツは納品時に前処理剤の跡が残ったままになる可能性があります。前処理剤は透明な糊のようなもので、人体に影響はありません。ほとんどが水洗いで落ちますが、商品が届いてすぐに着用する予定がある際は白Tシャツでの製作がおすすめです。

ラメや蛍光色は再現できない

 

よくいただく質問で「キラキラしたような仕上がりにしたい」という声をいただきます。シルクスクリーンの場合はラメインクでのプリントもできますが、インクジェットプリントは紙印刷と同様のCMYKでのプリントとなります。キラキラしたような表現は難しいのですが、例えばゴールドのようなグラデーションカラーをプリントすることはできます。

色落ちは大丈夫?プリントを長持ちさせるには

生地にインクを直接吹きかけると聞くと、気になるのは色落ちに関してです。洗ったらせっかくプリントしたデザインが剥がれてしまうのではないかと不安になる方も多いと思います。インクジェットプリントに限らず、どのプリント方法でも剥がれや色落ちは気になるところです。

結論から申し上げますと、インファクトリーのインクジェットプリントTシャツはついてすぐに着ても大丈夫です。十分にプリント部分を乾燥させてから納品しますので、プリント部分を触ってもインクが手につくようなことは絶対にありません!

しかし、完全計画生産ではないため、プリントが完了してからお客様の手元に商品が届くまで1~2日しか経過していない場合がほとんどです。通常市販されているプリントTシャツはプリントしてから1ヶ月以上経過しています。届いてしばらくの間は取り扱い方法を少し気をつけてあげると、よりプリントが長持ちします。

せっかくプリントしたTシャツを長持ちさせるために!気をつけて置きたい洗濯時のポイントがあります。少しの手間でプリントのダメージを減らすことができますので、お気に入りのTシャツにはこちらの方法をぜひお試しください。

Tシャツを裏返してネットに入れる!

 

プリント部分は濡れた状態での摩擦に一番弱いです。Tシャツを裏返すことでプリント部分の摩擦を軽減しましょう。さらにネットに入れるので洗濯機で揉みくちゃにされてもプリント部分が擦れる心配はありません。

ドライクリーニング、タンブラー乾燥、つけおき洗い、漂白、手もみ洗い禁止!

 

どれもプリント部分への負荷が大変大きい洗濯方法です。こちらの方法で洗濯しますと長く楽しめるはずのプリントTシャツがあっという間に劣化してしまう可能性も。せっかく作った大切なオリジナルTシャツです。洗濯方法に十分気をつけて、より長く楽しんでいただけると嬉しいです。

届いてすぐのお洗濯は色物と分けたほうがいいかも?

 

こちらはプリントを長持ちさせる方法というよりも、Tシャツ生地に関してです。プリント部分が剥がれて他の衣服に柄がつくことはまずないのでご安心ください。 『 Tシャツの色が他の生地についた 』 なんてご意見も今のこところいただいたことはありませんのでよっぽど大丈夫だとは思いますが、大切なお洋服に万が一色移りしてしまうと大変ですので、気になる方は分けて洗濯がおすすめです。

インクジェットとシルクスクリーンプリントを徹底比較!

プリントの特徴と注意点を紹介してきましたが、結局シルクスクリーンとインクジェットでどこまで違いがあるのでしょうか?お見積もり、仕上がり等を比較してみました。

仕上がりは?

左がインクジェット、右がシルクスクリーンです。こうしてみるとほとんど変わりませんね。インクジェットの方が少しカラーが濃くなっていますが、もう少し明るく調整することも可能です。

シルクスクリーンのインクカラーは 「 C-22ブラック 」 「 C-26レッド 」 「 C-31イエロー 」 「 C-33グリーン 」 の4色プリントです。

近くで比較してもほとんどわからないので一見違いがないように見えますが、よくみるとシルクスクリーンのほうが少し生地に乗っているような仕上がりです。白Tシャツへのインクジェットはプリント部分と生地の触り心地は変わりませんが、シルクスクリーンのインク部分はざらざらとしたような質感です。

枚数によって金額に差が出る!


※2023年11月料金修正

お見積もりも比較してみました。こうみると同じデザインでも10枚だとインクジェットのほうが圧倒的に安いですね。30枚以上の場合はシルクスクリーンのほうが安くなってきます。フルカラー プリントじゃなくてもデザインと枚数によってはインクジェットのほうが向いている場合もあります。

納品までにかかる日数は?

こちらはどちらの場合も同じです。早ければ最短2日発送、通常ですと7営業日程度での発送となります。プリント箇所が増えた場合でも数百枚までなら同じ納期で納品可能です。

多色プリントで30枚までだとシルクスクリーンよりもインクジェットの方が格安で製作できます。

インクジェットでのプリントの場合、色数を増やし放題ですので『もう少し鮮やかにしたいな』『ここにアクセントで色を足したい!』等のご要望も全て同じ価格で実現可能です!

 

インクジェットで安くTシャツを作るには?

ホワイトTシャツが安い!

 

ホワイトTシャツにインクジェットでプリントする場合は前処理剤を引く必要がありません。直接生地にインクを吹きかけるので、仕上がりも自然でプリント部分の触り心地もいいです。

濃色のTシャツは前処理剤をかけて、その上に白インクを塗り、さらにその上にデザインをプリントします。ホワイトTシャツに比べて作業工程も多く、時間も前処理剤代もかかります。そのため、白Tシャツよりも濃色Tシャツのほうが200円~700円も金額が上がります!

Tシャツ自体の単価もホワイトTシャツのほうがお安いので、濃色に比べると平均で300円程度安くインクジェットプリントができます。インクジェットプリントで安くTシャツを作るときはホワイトTシャツが絶対おすすめです!

おすすめは20cmのプリント

 

30枚のホワイトTシャツにプリントする場合、プリントサイズが20cmだと、なんと1枚あたりのプリント料金は1,100円!1枚700円の商品でしたらTシャツ単価を合わせても1枚1,000円台でプリント可能です。

10cmだと物足りないかもしれませんが、30cmだと胸いっぱいにプリントされるのでちょっと派手かも?という方には20cmがおすすめです。少し低めの位置へのプリントが今風でおしゃれに見えます◎

インクジェットプリントにおすすめなTシャツ

やっぱり定番!ヘビーウエイトTシャツ085-CVT

 

インファクトリーでも常に人気トップクラスのヘビーウエイトTシャツ085-CVT。ほどよい厚さがとてもインクジェット向け!濃色の場合は前処理剤が染み込みやすく、ホワイトTシャツの場合もプリント色がとてもよく映えます。Tシャツカラーによっては一部インクジェットに向いていないものもあります。特に淡いブルー系は前処理剤跡が残りやすいのて、それ以外のカラーがおすすめです。
Tシャツ単価は1枚700円~。
商品URL:https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=4

なめらかな生地がインクジェットと相性抜群!ベーシックスタイルTシャツTRS-700

 

柔らかい触り心地が人気のリピーター続出なTシャツです。布地特有のこぼこが少なく、なめらかな生地なので、インクジェットプリントがしやすい生地です。Tシャツメーカーからもお墨付きのインクジェット向けTシャツ。他の生地にはできない抜群の再現度の高さです。

ヘビーウエイトTシャツ085-CVTにくらべると少し薄手になります。細いリブと細身なシルエットがスタイリッシュです。
こちらのTシャツ単価も1枚700円~です。
商品URL:https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=13

まとめ

いかがでしょうか?色数が多いデザインやフルカラーの写真、モノクロ画像まで幅広く対応しているインクジェットプリント。もっと自分のデザインを表現したい!色数に制限されないTシャツを作りたい!といった方におすすめのプリントです。満足のいくオリジナルTシャツ製作のために、ぜひこちらの方法も検討してみてください。

Written by 岡田

公開 2021年2月10日
修正 2024年1月18日

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.02.10

シルクスクリーンプリントとインクジェットプリントのメリット・デメリット?

オリジナルTシャツの加工方法には様々な種類があります。その中でも人気が高いのが「シルクスクリーンプリント」と「インクジェットプリント」の2種類。どの業者でもよく見かけるプリント方法ですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、それぞれの特徴やメリット、デメリットなどを紹介していきます。この記事を読むことでプリントに関する知識が深まり、オリジナルTシャツがより身近なものになるかもしれません。

シルクスクリーンプリントとは?

メッシュ状の版に孔(あな)を作り、孔の部分にインクを落として柄を表現するプリント方法です。インファクトリーでは布へのプリントのみ対応していますが、シルクスクリーン自体は「水や空気以外なら何にでもプリントできる」と言われており、実際に金属やプラスチック、ガラスなど加工が難しそうな素材にも印刷可能!デザインの色ごとに版を作成しなければならないため、色数が増えるとその分金額も上がります。

シルクスクリーンプリントのメリット/デメリット

メリット

大量注文することで、1枚あたりの単価が安くなる

シルクスクリーンの料金内訳は「商品代+版代+プリント代+送料」が基本です。そのため、枚数をたくさん作ることによって、1枚あたりの版代の負担額を減らせます。プリント料金も「1~3枚(一律料金)」「4~9枚(一律料金)」「10~29枚」「30枚以上」と段階的に安くなっていくので、小ロットより大量注文の方がお得です。

インクの発色が良く、耐久性がある

生地にインクを染み込ませるのではなく、生地の上にインクを乗せて熱乾燥で定着させるため、濃色生地でも鮮やかに発色します。さらに、シルクスクリーンで使用されているラバーインクにはゴムのようなしなやかさがあり、繰り返し洗濯しても剥がれにくく、耐久性も抜群です。

綿やポリエステル、ナイロンなど様々な素材に対応

先ほどお話ししたように、シルクスクリーンの強みはどのような素材にもプリントできるところです。綿はもちろん、ポリエステルやナイロンなどの素材にも対応しており、インファクトリーで扱っている商品のほとんどはシルクスクリーンで加工できます。

ラメや蛍光色、発泡などの特殊プリントが可能

他の印刷方法では表現が不可能なラメや蛍光、発泡などもシルクスクリーンなら可能です。通常のプリント代に加えてオプション料金が発生しますが、特殊なインクを用いることでデザインの幅が広がります(※ただし、ナイロン素材には特殊インクでのプリントができませんのでご了承ください)。

デメリット

小ロットの製作だと割高になる

版代は1枚でも100枚でも同じ金額ですので、小ロットの製作だと割高になります。特に10枚未満は一律のプリント料金や小口手数料が発生するため、少なくとも10枚まとめてご注文いただくのがおすすめです。

色数が多いと版代がかさむ

シルクスクリーンはデザインの色ごとに版を作成するので、色数の分だけ版が必要です。場合によっては、インクジェットで製作した方が安くなることも…。コストを抑えるならシンプルに「1色1箇所プリント」がベストです。

フルカラーやグラデーションはプリント不可

データを不透明度100%にした状態でプリントを行うため、フルカラーやグラデーションなど濃淡のあるデザインはプリントできません。多色でも1色ずつ明確に色が分かれていればOKです。

インクジェットプリントとは?

版を作らず、家庭用のプリンターで紙に印刷するのと同じように、インクを生地に直接染み込ませるプリント方法です。白の生地が一番綺麗に仕上がりますが、濃色生地でも下地に白インクを使用することによって、元のデザインを生かしたプリントが可能になります。データをそのまま出力するので、フルカラーでもモノクロでも費用は変わりません。

インクジェットプリントのメリット/デメリット

メリット

フルカラーやグラデーションを手軽に再現できる

シルクスクリーンでは困難なフルカラーやグラデーションを手軽に再現でき、色数無制限で自由にデザインを作れます。ラバーインクのようなゴワつきがなく、柔らかい風合いになるところも魅力の一つです。

小ロットでも比較的低コストで製作できる

版代がかからないので、「プレゼント用に小ロットで製作したい」「自分用に1枚だけ作りたい」というご要望にお応えできます。10枚未満の場合、割増のプリント料金や小口手数料は発生しますが、シルクスクリーンよりも低コストで製作可能です。

デメリット

綿100%素材のみ対応

ポリエステルやナイロンなど化学繊維が含まれている素材はインクを弾いてしまう可能性が高いため、インクジェットには不向きです。基本的には綿100%のアイテムのみ対応となります。

生地色によっては前処理剤の跡が残る

濃色生地にプリントする場合、発色をよくするために「前処理剤」を塗布します。前処理剤は透明な糊のようなもので、通常であれば水洗いで落ちるのですが、ブルー系の生地は前処理剤との相性が悪く、洗濯でも落ちないことがあります。このような場合は生地色を変更するか、転写プリントでの製作に切り替えるかのどちらかとなりますので、要相談です。

袖や背中首下へのプリントは不可

インクジェットは印刷できる箇所が限られており、表面積が狭い袖部分や縫い目に近い背中首下へのプリントはNGです。背中にプリントする場合は、首のリブから8cmほどデザインを離す必要があります。

ラメや蛍光、発泡などは表現できない

CMYKで柄を再現するため、ラメや蛍光、発泡などは表現できかねます。また、PANTONEやDICでの色指定、RGBカラーでのプリントも不可となります。RGBカラーでデザインを作成した場合、元データと実際の仕上がりの色味にかなり差が出てしまうので、ご注意ください。

まとめ

シルクスクリーンプリントとインクジェットプリントの違いをお伝えしてきました。それぞれ違った良さがありますので、シンプルなデザインで大量生産するならシルクスクリーン、フルカラーもしくは小ロットで製作するならインクジェットといった具合に自分の目的に合わせて使い分けることが重要です。プリント方法で迷ったときは、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。

Written by 湯浅

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.05.03

オリジナルTシャツはカラーで印象が変わる!それぞれの色が与える力と印象

オリジナルTシャツはカラーで印象が変わる!それぞれの色が与える力と印象

オリジナルTシャツを製作するとき、デザインも重要ですが、Tシャツの色も結構重要なんです!色彩心理学という学問があるくらい、色が与える印象は大きいものです。今回はどんな色がどんな印象を与えるのか紹介していきます。

色が与える印象

色を見たときに、その色にちなんだイメージが湧いてくることがありませんか?それは、色に瞬時にメッセージを伝える力があるからなんです。ケネディ大統領がカラー&イメージコンサルタントを起用して、大成功を収めたという逸話から、アメリカの大統領選挙では服のカラーにも注目して報道されています。視覚から入る印象は大きいものなんだと分かりますよね。

ここからは色が持つ効果について紹介します。

燃える色!赤

イメージ:熱い・明るい・情熱的・派手・強い・活発・闘争・強い

色による効果

赤色は気持ちを高ぶらせて、情熱ややる気を引き出し、興奮させる効果があります。派手で、目立つ色でもあるので、リーダーシップ性を引き出す効果もあります。攻撃性や怒りといったイメージもあるので、競り合いのときに効果的でしょう。

ポップな色!オレンジ

イメージ:暖かい・元気・友情・温和・健康・スポーティ

色による効果

親しみやすく明るい気持ちにさせる効果があるため、コミュニケーション力を高める効果があります。ただ親しみやすさの反面、高級感のあるイメージには向かないでしょう。

キラキラする色!黄

イメージ:輝き・元気・幸福・未来・喜び・友情・軽快・注意・危険

色による効果

場の雰囲気を軽やかにする、明るい輝きを感じさせる効果があります。元気な子供をイメージさせるような、元気や幸福感を感じさせる反面、目立つ色でもあるので警戒色として使われています。黒と組み合わせることで、踏切や工事現場などの注意が必要な場面で「警告色」として使えます。

やすらぎの色!緑

イメージ:安らぎ・自然・成長・調和・平和・健康・マイペース・癒し

色による効果

森林を発想させ、安らぎやリラックス効果があります。ストレスを軽減し、心を穏やかにしてくれます。落ち着いたイメージの色なので、目立つ必要があるシーンや競争の場面には向きません。

心を鎮める色!青

イメージ:鎮静・冷静・涼しさ・青春・誠実・冷たさ・悲しみ・聡明

色による効果

興奮を沈め、気持ちを落ち着かせます。緑と同じように落ち着いた色ですが、冷静さ集中力を高める効果があるので、競り合いのときにも効果的に作用します。冷たさを感じさせる色でもあるので、寂しさや消極的なイメージをあたえることもあります。

高貴な色!紫

イメージ:高貴・神秘的・高級・上品・欲・古風・孤独・繊細・不思議

色による効果

高貴さや優雅さを感じさせる効果があります。魅力的だが浮世離れしてみえたり、華麗に見えて下品さもはらんでいたり、相対する二面性がある色です。その不安定さが神秘的な印象を与え、魅力的に見せてくれます。

可愛い色!ピンク

イメージ:可愛らしい・柔らかい・甘い・幼い・幸福・艶やか・心・弱さ

色による効果

子供のような柔らかさや、幼さを感じさせる可愛らしい印象の色です。愛情を感じさせる色でもあるので、母の日やお祝い事のイメージカラーとして使われています。気持ちを優しくしてくれるような安らぎを与える反面、過剰になると弱さや媚びを感じさせることがあります。

清純な色!白

イメージ:明るい・祝福・清潔・純粋・無限・空虚・正義・威厳・軽薄・透明感・膨張

色による効果

気分の高揚を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。信頼感や清潔感などのクリーンな印象を与えるため、医療現場や飲食店で使われています。光のシンボルであるので、神聖さや潔白や正義を感じさせます。神様も白い衣装や、生き物が多いですよね。

シックな色!グレー

イメージ:クール・スタイリッシュ・上品・調和・無機質・疑惑・過去・陰気・信頼

色による効果

気持ちを落ち着かせバランス感覚を高めてくれます。広域で曖昧な色であるので、相対する色のクッションとしてメインカラーを引き立ててくれます。周りの状況に合わせる効果があるので、仕事の現場などで使われることが多いです。

クールで高潔な色!黒

イメージ:クール・威厳・高級感・重力・孤独・神秘・沈黙・不気味・絶望・力・収縮

色による効果

力強さや威圧感が、モダンでスマートな印象を与えます。また、強い色でありながら何色とでも合うので、高級感や落ち着いた雰囲気にしたいときに便利です。闇のシンブルであるので、神聖さや、孤独感や不安感を感じさせます。お葬式や式典など厳かな場面でよく使われていますよね。

選び方の提案

季節に合わせて

春:桜のような柔らかで明るい色

例「アイボリー・ライトブルー・ライトピンク・アイスグリーン・イエロー・ライム」

夏:強い日差しと、海を感じる豊かで刺激的な色

例「シーブルー・ターコイズ・アクア・ブライトグリーン・オレンジ・レッド・インディゴ」

秋:紅葉を感じさせる華やかで暖かな色

例「ライトパープル・バーガンディ・フォレスト・オリーブ・ライトイエロー・ガーネットレッド」

冬:雪に映えるビビットさと落ち着いた色

例「メトロブルー・アイビーグリーン・ロイヤルブルー・サックス・ラベンダー・アッシュ・ホットピンク」

場面によって

仕事で

ブランドや商品、会社のイメージに近い色を選ぶと、好印象を与えますし、うまくいけば色を見るだけで商品を思い出してもらえるかもしれません。
「赤・黄・オレンジ」は購買意欲を促進する効果があります。また、周囲と比較して知覚されやすい色なので目立たせたいときに適しています。通販サイトや飲食に携わる場面に使うと良いでしょう。

「緑・黄・青」はリラックス効果のある色なので、自然に携わることやナチュラルな印象が欲しいときにぴったりです。親しみやすさが必要な、地域密着型の仕事や、オーガニック系にまつわるものにオススメです。
「白・黒・紫」は洗練された雰囲気を演出してくれるので、高級なものやクールでスタイリッシュに決めたいときにオススメです。

スポーツで

赤系をモチーフにすると、活力と熱量を与えてくれます。攻撃性の高い、ボクシングやレスリングなどの格闘競技に使うのがオススメです。

青系、白系をモチーフにすると、集中力と冷静さを与えてくれます。長時間行う競技や、頭を使う、陸上競技やサッカーなどに使うのがオススメです。ただ、白は日差しの下だとかなり眩しいので注意が必要です。

黄系は赤と似た効果がありますが、赤ほど効果はないようです。しかし、人の目を引き付ける効果がある色なので、審判が着用していることが多いです。

黒系は重圧感や威圧感を与えます。気を引き締め、相手にプレッシャーをかけてくれますが、同時に自分にも重圧がかかることもあるので注意しましょう。

まとめ

ピックアップして色の効果について紹介しました。人が知覚できる色の数は100万色か〜1億色とまで言われているそうです。また、色の組み合わせによっても印象を変えられます。人の魅力が色だけで決まるものではありませんが、ぱっと目に入った印象でその人の性格などを判断してしまう傾向があります。思った通りの印象を与えたいなら、服の色にもこだわってみたらいかがでしょう!

インファクトリーには彩り豊かなTシャツを取り扱っています。自分のイメージに近いTシャツがきっと見つかるはずです。

なんと54カラー!使い回しやすい定番Tシャツ!
ヘビーウェイトTシャツ085-CVT
https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=4

なんと50カラー!スポーツや野外イベントにおすすめ!
ドライTシャツ300-ACT
https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=257

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

Written by 高橋

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.08.01

控えめなワンポイントプリントでさりげなくおしゃれに♪

オリジナルウェアを製作されるほとんどのお客様は、デザインを大きめにプリントしたい!という希望をもって作られる方が多くみられる傾向にあります。デザインや用途によっては、もちろん大きめにプリントすることで目立たせることができたり、宣伝効果を得られたりできるとは思います。ですが、さりげなくワンポイントでプリントをするのだって可愛くておしゃれに見えるし、普段使いにも着まわせちゃう上、場合によっては大きくプリントをするよりもデザインが見やすくなることも!
今回は、控えめなワンポイントプリントについてご紹介します♪

プリント位置はここがおすすめ!

ワンポイントでプリントを入れるなら、プリント位置はどこを選ぼう?
プリント位置で迷われているお客様に向けて、よく選ばれている定番のプリント位置をご紹介。

安定の「左胸」プリント

よくワンポイントのプリント位置として選ばれているのは、やっぱり「左胸」へのプリントです。店頭で販売されている商品、ブランドロゴのプリントでも左胸へのプリントというのは多いかと思います。単純に見やすいだけではなく、一般的なプリント位置なので初めてのオリジナルウェア製作でもイメージがしやすく失敗も少ないプリント位置ですね。
ポケット付きの商品や左胸にはネームプレートを付ける…等の場合、右胸へのプリントもおすすめです。また、ご希望のプリント位置がある場合にはリブ下からデザイントップまでの位置を「何cm」とご指定頂ければその位置でのプリントも可能です。
プリント位置で迷われているお客様は、まずは左胸へのプリントをご検討されてみてはいかがでしょうか?

新定番!?「胸中央(前首下)」プリント

近年よくご注文いただくなという印象があるのは「胸中央(前首下)」へのプリントを控えめに入れていただくパターンです。胸中央ほど下目の位置ではなく、前首下よりも上目の位置ではない…言葉では少し表現が難しいところではありますが、何だかちょっぴりお洒落じゃん!と思いながらこちらのプリント位置でのご注文を承っています。
位置的には上着を羽織ってもデザインがほぼ隠れずにさりげなくアピールできる位置なので、前開きの上着を羽織る際にもおすすめかなと思っています。

ちらっと見える「背中首下」プリント

左胸のプリントと同じくらいご選択頂いているのが「背中首下」へのプリントかと思います。髪が長い方だとアップスタイルにしないとプリントが隠れてしまうのが難点ではありますが、ちょっとしたデザインをプリントするのにはこなれ感があっておすすめのプリント位置になります。
ただ、フード付きのパーカー類の背中首下に控えめなデザインをプリントするとデザインが完全に隠れてしまうので、デザインを見せたい場合にはパーカーは不向きであるかな…と思います。(もちろん隠れてもいい!むしろ隠すことでデザインが生きる!という場合があるため、プリントをお受けしていないワケではありません。)

意外と見やすい「袖」プリント

「左袖」や「右袖」へ最大8cm×8cm程度までのプリントが可能です。袖プリントは横から見やすい上、腕を動かすことでプリントが目に留まりやすい位置になります。会社ロゴや個人のお名前などをさりげなく入れたい方には特におすすめのプリント位置です。
また、袖へのプリントはエプロンを着用した時に基本的には隠れないことが多いので、エプロンを着用する飲食店などにもおすすめのプリント位置になっています。

ちょっと特別なプリント位置

定番で一般的なプリント位置のほか、こんな位置にもプリントできるの…!?といった位置も実はあったりします。
具体的な位置指定はできず、だいたいの位置でのご注文のみしかお受けできない場合がありますが、この辺りで…とご相談いただければプリント対応可能です!

どの位置にする?「裾」プリント

裾へのプリントは、前面・背面ともに「左裾」「右裾」「中央裾」からご選択頂くことが可能です。あまり見たことがないような位置へプリントをご希望の場合は、裾へのプリントもご検討頂ければと思います!ただし、トップスをボトムスにインして着こなしたい場合には裾位置のプリントは隠れてしまうため注意が必要です。

某ブランド風?「肩甲骨の辺り」にプリント

稀にお客様からご依頼を頂くのが、「肩甲骨の辺り」にプリントを入れたい!という内容です。スタイリッシュなイメージに仕上がり、某ブランドのように会社名をプリントするとそれっぽくなります。「あのブランドと同じ位置で…。」というご指定や「肩甲骨の上辺りの位置で…。」という曖昧なプリント位置指定はお受けできません。ご希望の位置がある場合には、「首リブ下○cmからプリント希望」など具体的な数値でのご指定をお願いします。

控えめなワンポイントのおすすめプリントサイズは?

さりげなくワンポイントのプリントをするといったら、やっぱり10cm×10cm以内の範囲でデザインを作るのがおすすめです。デザインによっては、10cmいっぱいで作るとわりと大きく見えてしまうので1〜10cmのお好みの大きさでプリントをすることも可能です!デザインサイズの調整は、ご希望の大きさをお伺いできれば担当スタッフが調整してイメージ図のご案内をさせて頂いております。
デザイン自体が細かいデザインの場合は小さくしすぎるとプリントの際にインクの掠れや潰れが発生してしまうため、小さめにプリントを希望される場合にはできるだけ単純なロゴをプリントして頂くことがおすすめです。

●イメージ図の位置やサイズ感と、実際のプリント位置やサイズ感は多少異なる場合があります。
実際のサイズにつきましては、定規などで計測してプリントをご希望の位置に当てて見て頂くなどの確認をお願いしております。

プリント位置に関しての注意点!

プリント位置を設定する際に確認していただきたい点は下記の通りです。

縫い目に掛かるプリントは不可

プリントをする工程上、縫い目に近すぎる・縫い目に掛かるようなプリントはインファクトリーではお受けできません。
ワンポイントプリントとは関連性が低いですが、例としては「襟を一周する(もしくは首リブに沿った)プリント」「袖を一周するプリント」「裾を一周するプリント」「肩から袖に掛けて繋がっているデザインをプリント」「全面にプリント・総柄などをプリント」等はプリントができません。縫い目から3cm程度は離してプリントする必要があるため、お客様の希望するイメージと実際にプリント可能な位置が異なる可能性があります。詳しくは、担当スタッフからご案内するイメージ図を確認いただき、ご相談頂ければと思います。

プリント位置のミリ単位でのご指定は不可

ご希望のプリント位置がある場合は可能な限り対応はしていますが、ミリ単位でのご指定はお受けできません。「リブ下○cmの位置から」「縫い目から○cmの位置から」などセンチ単位でのご指定をお願いします。ただしインファクトリーではプリント作業に関して全て職人が手作業で行っているため、多少の誤差が出る場合があります。1〜2cm程度の誤差はご了承頂きますようお願いしています。

まとめ

控えめなワンポイントのプリントだと、コーディネートに取り入れやすく普段使いもしやすいのでとってもおすすめです。いつもは大きめデザインをプリントされる方も、今回は小さめのデザインをワンポイントで作ってみるのはいかがでしょうか?デザインの大きさによって版代が変わってきますので、小さめのデザインの場合は版代をお安くできるというメリットも!(料金についてはこちらのページもご確認ください)
世界に1つだけの自分のデザインで、イベント関係だけでなく普段使い用やプレゼント用などに色々なアイテムでオリジナルウェアを作ってみるのも楽しいですよ。

Written by 堤

※こちらの記事は2022年12月に執筆されたものになります。掲載時と情報が異なる場合がございます。最新の情報はホームページよりご確認頂くか、インファクトリーのスタッフにお気軽にお問い合わせください。

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2022.12.26

2つの「インクの種類」と「プリント方法」を比べてみよう

さぁオリジナルTシャツを作ろうと思った時、プリント方法によっては仕上がりに差が出ることも…プリント方法やインクの種類って気にしたことありますか?基礎知識を持っておけば、より満足のいくオリジナルTシャツを作れるはず。「インクの種類」と「プリント方法」を知って、より好みのプリントを実現しましょう!

インクの種類

Tシャツのインクプリントで、インクの種類は大きく分けると2種類。「染み込みインク」と「ラバーインク」があります。それぞれ仕上がりに違いがあるので、特徴を説明していきます。

染み込みインク

生地自体にインクを染み込ませています。生地の風合いを活かしてプリントするので、やわらかい発色性が特徴です。Tシャツの素材感が出るので、生地との馴染みが楽しめますよ。

▼染み込みインクのメリット

・生地に馴染むので発色が柔らかい
・使い込んだり洗濯したりしていくと、見え方や色味が変わっていく

▼染み込みインクのデメリット

・色の濃い生地(濃色生地)は生地の色が強いのでインクが色負けしてしまう
・発色が経過によって変わってしまう

メリット・デメリットがまさに表裏一体といった感じなのですが、良くも悪くも、Tシャツの生地を反映するプリントです。風合いを活かしたプリントなので、着用していくことで変化を楽しみたい人にはおすすめですよ。

ラバーインク

生地の表面にインクがのっかっているような感じです。Tシャツプリントでは一番定番のインク。発色がいいので、生地に左右されず、一般的にも最もよく出回っているのがこちら。

▼ラバーインクのメリット

・どんな生地でも安定して発色が良い
・特色(蛍光色やラメ色)にも対応している

▼ラバーインクのデメリット

・発色性が強いので、ふんわりしたプリントを再現したい人には不向き
・版を使ってプリントするので、細かい柄に対応できないことがある

ラバーインクは染み込みインクよりもしっかり発色して生地に左右されない分、生地の風合いを楽しみたい人には不向き。ただ、一番主流なインクのため、コスト面や色の鮮明さは間違いなくこちらがおすすめです。

プリント方法

さて、インクの種類を知ったところで、それぞれどんなプリント方法があるか説明します。

オリジナルTシャツ作りで最も大事なデザインの作成。自分の作りたいデザインがどのプリント方法だったら再現できるのか知っておくと、コスト決定にも役立ちます。プリント方法によってかかるコストも大きく変わってくるので、コストとデザイン、両立して考えるのが重要かもしれません。

今回ご紹介するのは「シルクスクリーンプリント」と「インクジェットプリント」の2つ。
「1.インクの種類」で説明したインクにも関わりがありますよ。

シルクスクリーンプリント

「 版 」 を用いてTシャツにインクを刷り込むプリントです。メッシュ状の版にデザインに合わせた穴を作り、その上にインクを落として生地に乗せていく印刷方法になっています。「 インクの種類 」 は 『 ラバーインク 』 に分類されます。

▼シルクスクリーンプリントのメリット

・大量生産で安く製作できる
・生地に左右されないのでほとんどの生地に対応できる
・特色(蛍光色やラメ色)も再現できる

▼シルクスクリーンプリントのデメリット

・小ロットだと割高になる
・色数が多いと版代が多くかかる

Tシャツ製作で一番主流なプリント方法がシルクスクリーンプリントです。1つの版を使用してプリントを行うため、枚数が多いほど費用が安くなっていくのが特徴。そのため、枚数が少なくてもかかるコストは変わらないということで、10枚未満の小ロットには不向きなプリント方法になっています。また、版は1色ごとに作る必要があるため、色数が多くなると費用が高くなってしまいます。

→枚数が多い、色数の少ないデザインにおすすめのプリント方法。

インクジェットプリント

専用のプリンターを用いて、生地に直接インクを染み込ませるプリントです。シルクスクリーンプリントとは違い、版を作成する必要はありません。 「 インクの種類 」 は 『 染み込みインク 』 に分類されます。

▼インクジェットプリントのメリット

・フルカラー、多色のプリントに向いている
・少ない枚数でも安く製作できる

▼インクジェットプリントのデメリット

・デザインをそのままプリントするので画質の粗さが反映される
・生地色や生地の厚みによっては対応できない場合がある

フルカラーや多色のプリントを再現したい時は選ぶことが多いプリント方法です。シルクスクリーンとは違い版を使用する必要がないため、小ロットの場合は安く製作できることが多いです。デザインをそのままプリントできるので、フルカラーイラストや写真などをそのままプリントしたい人にはおすすめ。

ですが、 「 1.インクの種類 」 でお話ししたように、生地に左右されやすいのがインクジェットプリント。濃色生地のプリントは、インクが色負けしてしまうため、 「 前処理剤 」 を使用してからプリントを行なっています。生地の色味によっては、前処理剤の跡が残ってしまう可能性があるので、注意が必要です。

→枚数が少ない、色数の多いデザインにおすすめのプリント方法。※ただし生地によっては対応できない場合もあるので要注意。

プリント方法の決め方

今回は大きく2つのインクとプリント方法について説明しましたが、一口にプリントTシャツといっても様々な違いがありますね。では、どのようにプリント方法を決めるべきでしょうか?

  • ▼作りたい枚数は何枚?
  • ▼使用するデザインの色数は?
  • ▼使用したいアイテムは?

主にこの3つを軸に考えてみましょう。プリント方法それぞれの特徴で、向いているプリント方法が見えてくるはずです。お見積もりやデザインをいただいたら、インファクトリーは再現度やコスト面を考慮して、最適なプリント方法をご提案しています。もしも作りたいTシャツのデザインやプリント方法でお悩みでしたら、ぜひインファクトリーに一度ご相談ください!

↓無料簡単見積もりフォームはこちら↓
https://www.infac-planning.com/easy_estimate/

まとめ

今回は 「 インクの種類 」 と 「 プリント方法 」 についてお話しましたが、いかがでしたか?それぞれにメリット・デメリットがあるので、まずは違いを知って理解を深めておくことが、理想のTシャツ作りへの近道です。インファクトリーではあなたのやりたいデザインを全力でサポートしていきます。少しでもこの記事がお役に立てていれば嬉しいです。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

Written by 岩田

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.02.13

素人でも簡単にオリジナルTシャツをデザインする方法!

クラスTシャツ、ユニフォーム、サークルTシャツなどなど、みんなでおそろいのオリジナルTシャツを作りたいと考えたことはありませんか?オリジナルTシャツは作りたいけど、Tシャツのデザインができないと悩んでいる人も少なからずいると思います。デザインは苦手でむずかしいから・・・ センスがないから・・・
という人でも大丈夫!あきらめないで!プロのデザイナーでなくとも、おしゃれでかっこいいオリジナルTシャツは作れます。今回は、『 デザイン素人さんでも簡単にオリジナルTシャツをデザインする方法! 』 をご紹介します。

センスは必要ない!?参考画像を探してみよう

センスは必要ない!?参考画像を探してみよう

何もアイディアがないところからデザインTシャツを作るのってすごく大変ですよね?まずは他の人のデザインを見ることからはじめてみましょう!
他の人のTシャツのデザインをwebページやインスタグラムで検索したり、オリジナルTシャツサイトでどんなオリジナルTシャツがよく作られているか調べてみるのです。最初はデザインのイメージが浮かばなくとも、たくさんの参考画像を見ているうちに最近流行しているデザインが分かるようになります。
自分もこんなデザインでTシャツを作りたい。という興味が湧いてくるはずです。まずはたくさんの参考画像の中から、自分が好きだと思えるデザインを知ることが大切なのです。

好みのTシャツデザインが見つかったら写真を撮り、そのデザインのどこが気に入ったかメモをとります。どうですか?デザインのイメージは大きく膨らんできたでしょうか。

自分のデザインを考えよう

自分のデザインを考えよう
デザインのイメージが膨らんできたら、自分が欲しいTシャツのデザインを考えていきましょう。他の人のデザインをそのまま使用することはできませんので、あくまで参考程度にしてください。(販売目的ではなく、自分で楽しむだけのために作るのだとしても、著作権に関わるので注意が必要です。)

検索して気に入ったデザインや刺激を受けたデザインを参考に、自分のオリジナルデザインを考えます。

具体的には、

  • ・インスタグラムで見たおしゃれな文字のデザインTシャツ、同じ書体で自分たちの好きなメッセージTシャツをデザインしてみたい。
  • ・webページでで見つけたTシャツの配置が気に入ったので、自分で撮影した写真を使って同じような配置でデザインしてみたい。
  • ・街で見かけた紫色Tシャツ×黄色文字プリントの配色が目を引いた!自分のTシャツも同じ配色はどうだろうか。
  • ・Tシャツの背中の首元に小さくプリントが入っているのがかっこいい。自分のデザインも同じような位置にいれてみようかな。

などなど・・・

デザインを作る時は、一つのデザイン案を作り込んでいくよりも、ラフ画でいいので複数のデザイン案を作ってみましょう。多くのデザイン候補から選ぶ方がアイディアが広がりやすくなり、たくさん悩んで選んだデザインは納得のいく出来上がりになるでしょう。デザインの候補が絞れてきたら、フォントと文字色を選びましょう。同じデザインでも、フォントや色を変えるだけで印象は大きく変わります。

デザイン作りの4つのポイント

デザイン作りの4つのポイント

デザイン集を使う

クラスTシャツにイラストを入れてみたいけど、手書きじゃあうまく描けないしTシャツのデザインに使用できる著作権フリーのデザインもうまく見つけられない・・・
そんな時は、 『 オリジナルTシャツデザイン集 』 や 『 デザインテンプレート 』 を利用してみましょう。クラスTシャツで使える素材、スポーツTシャツ素材、定番ロゴ素材など無料で使用できるデザインがたくさん用意されています。

デザイナーが選んだ、使い勝手のいいデザイン素材の数々は、そのまま使うのも良し!文字部分を変更して使うのも良し!です。とても簡単にオリジナルTシャツのデザインが作れます。

【デザイン集はこちら】
https://www.infac-planning.com/design/designsample.html

フォント(書体)を選ぶ

文字を少し工夫するだけで、デザインの印象ががらっと変わります。好きな言葉やメッセージ、チーム名をおしゃれにデザインすれば簡単に素敵なオリジナルTシャツが出来上がります。プロのデザイナーもフォント選びにはとてもこだわります。

最近は無料フォントがたくさんありますから、自分好みのこだわりの書体を探してみましょう。フォントが決まったら文字の太さ細さ、文字と文字の間隔にもこだわってみると、デザインがより良くなりますよ。

【書体サンプルはこちら】
https://www.infac-planning.com/design/font.html

色を選ぶ

Tシャツの色数×プリントの色数でたくさんの組み合わせがありすぎて決められない!そんな時は、カラーシミュレーターを試してみましょう。

誰でも簡単に、Tシャツの色とプリント色を組み合わせたサンプル画像を見ることができます。
プリント色にお悩みの方はぜひカラーシミュレーターを使ってみてください。

【カラーシミュレーターはこちら】
https://www.infac-planning.com/design/simulator.html

余白を調整する

デザインを作る上でとても大事な 『 余白 』 。オリジナルTシャツをデザインする場合も同じです。余白を上手に使えると簡単にプロっぽい良いデザインに仕上がります。

デザインを目立たせたいから、ロゴと文字を大きく配置したい!余白がもったいない!その気持ちすごくわかります。ですが、デザインをちょっとだけ小さくして余白を増やしてみると・・・意外としっくりくる見やすいデザインになった。なんてこともよくある話です。デザイン全体の大きさや、文字だけ、一部分だけ、いろいろと大きさを変えて比べてみましょう。

デザインシミレーターで簡単にデザインを作成

デザインシミレーターで簡単にデザインを作成

デザイン専用ソフトを持っていなくても安心してください。デザインシミレーターがあります!スタンプや文字入力・画像を使って簡単にデザインを作成できるシミュレーターを利用しましょう。(登録不要・無料で使用可能。)

Tシャツ生地色が最大50色・プリントカラーが最大50色。2500通りの色の中から様々な色の組み合わせを試してお気に入りの配色を見つけましょう。

Tシャツの絵型に作ったデザインを配置して出来上がりをイメージできます。編集が可能なので、納得が行くまで何度でもやりなおしができます。(デザインキーを発行して保存も可能。)デザインが完成したら、そのままオリジナルTシャツ無料見積もりを依頼をすることもできて便利です。

【デザインシミュレーターはこちら】
https://t-simulator.jp/?ref=ip

まとめ

Tシャツのデザインにセンスは必要ない!困った時は他の人のデザインを参考にしたり、役立ちそうなデザインツールを利用してみるといいかも。デザイン作成素人さんでもポイントをおさえれば、簡単にデザインを作れるようになります。

ぜひ、今回ご紹介した方法を使ってにオリジナルTシャツを作ってみてください。クラスTシャツ、ユニフォーム、サークルTシャツなどなど様々なシーンで目立つオリジナルTシャツは大活躍ですよ!みんなでお揃いのオリジナルTシャツを着用して楽しみましょう♪♪♪

Written by onogi

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.05.16

文字の形をアレンジしてインパクトのあるオリジナルTシャツを作ろう!

Tシャツデザインの基本中の基本、「文字Tシャツ」。好きなフォントで文字を入れるだけでももちろん ”いい感じ” に仕上がるのですが、文字の形をアレンジすると、オリジナルTシャツがさらにインパクトある、個性的な仕上がりになります。イラストを描くのは苦手、ロゴを作るのも難しいというあなたに、おすすめしたい文字Tシャツのアレンジスタイルを紹介しますよ。

今回は、文字の形をアレンジした、一味違った文字Tシャツのデザインについてお話していきます。

まずは基本の「フォント」選び

文字Tシャツの作成において、まず一番大切なのは「フォント選び」です。フォントとは、文字の形のことで、元々パソコンに入っているフォントや無料で配布されているフォントでもたくさんの種類があるので、その中から好みのフォントを選んでみてくださいね。フォントスタイルを変えることで、ガラッと文字の印象が変わるので、「可愛い感じ」にしたいのか、「かっこいい感じ」にしたいのか、どんなイメージでTシャツを作りたいのか、考えながら選んでいくことが重要です。

今回はフォント自体のスタイルではなく、「文字の形のアレンジ」を紹介していきたいので、フォントは統一してお話していこうと思います。今回使用するフォントは「Arial Black」。欧文フォントで、線が太く、視認性の高いフォントになっています。
Arial Black

※フォント自体がデザイン性の高いものを選んでしまうと、アレンジがあまり活きない可能性もあります。アレンジを工夫したい場合は、アレンジスタイルが ”映える” ようなシンプルなフォントを選んだ方が無難かもしれません。

文字の形のアレンジスタイルをご紹介

ベースとなるフォントを選んだところで、アレンジスタイルをいくつか紹介していきます。

端に向かって広げる

端に向かって広げる
端に向かって文字が広がっていくようなデザインです。端と中央で大きさのメリハリがあり、インパクトのある印象になっています。強調性の高いデザインで、これ一つでデザインとして成立していますね。目を引くデザインスタイルになっているので、多くの文字の一部として使用するなら、見出しなどの一番強調したい部分として使うといいでしょう。

文字を円に沿わせる

文字を円に沿わせる
文字を円に沿わせるような形で入れるデザインです。円は丸い柔らかい印象を与えてくれるので、円に沿ったアーチ状の文字にすると、円の持つ「柔らかい」「優しい」といったイメージを引き出してくれます。アーチ状の文字はさらにアレンジ性も高く、上側に飛び出たアーチ状でも、下側に飛び出たアーチ状でもOK。アレンジしてない直線状の文字との相性もいいので、組み合わせて使用する場合は、目立たせたい方をアーチ状に変形するのがおすすめです。文字の端の高さが左右で異なると、違和感のあるデザインになってしまうので、左右の端の高さに注意して文字の始まりの位置を決めるといいですよ。

初めの文字だけ大きくする

初めの文字だけ大きくする
インパクト抜群な、初めの文字だけを大きくするデザインです。見出しなどでよく使う手法のように思いますが、強調性が高く、一目で目を引くようなデザインになっています。改行してさらに文字を増やしていったとき、2行目も3行目も最初の文字だけを大きくすると、さらにインパクトのあるデザインに仕上げられるのではないでしょうか。特別な操作が必要なく、フォントの大きさを変えるだけで成立するデザインなので、アレンジ方法も簡単なところが嬉しいポイントです。

ランダムに文字色を変える

ランダムに文字色を変える
ランダムに文字色を変更するデザインです。完全にランダムで色を変更するのもおしゃれですが、色を変えた部分だけ読んだとき、何か別の意味を持つ単語が隠れていると、さらに粋でイカしたデザインだと感じるでしょう。1色のプリントで再現したい時は、強調する文字は『塗り文字』、強調しない文字は『縁文字』にするだけでも、違いが表現できるので試してみてください。ただ、縁文字は、ある程度文字自体の太さがないと、文字の形がしっかり浮かび上がらないので、縁文字を使いたい時は、線の太い文字を選ぶのがおすすめです。

斜め向きに配置する

斜め向きに配置する
文字を斜め向きに配置するデザインです。今回は右肩上がりになっていますが、右肩下がりにしたり、縦向きにしたりするのもGOOD。文字の向きを変えるだけでもガラッと印象が変わりますね。斜め文字はスタイリッシュな印象を与えてくれます。かっこいい感じのデザインに向いているので、胸中央以外でも、裾のあたりにプリントしたりすると、よりデザイン性が増してかっこよく決まると思いますよ。

端に向かって狭める

端に向かって狭める
「アレンジ1」と逆のスタイルで、端に向かって狭まっていくようなデザインです。魚のように形がふっくらしていて、なんとなく可愛らしい印象です。他のスタイルと比べると、文字の形も結構変わってしまうので、デザインフォントよりは、形のしっかりした読みやすいフォントを選んだ方がいいかもしれません。

まとめ

今回は「文字の形のアレンジ」に着目してお話してきました。文字Tシャツもアレンジ次第で、デザイン性が高く、楽しいデザインがたくさん作れそうですね。イラストを描いたりデザインを作ったりするのが苦手な方でも、文字の形を少し変えるだけでインパクトのあるデザインが作れちゃいます。あなたのイメージに合ったアレンジ方法で、満足のいくオリジナルTシャツを作りましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Written by 岩田

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.08.03

オリジナルTシャツに国旗をプリントしたいけど、著作権って大丈夫?

オリジナルのTシャツに国旗を使いたいと思った時、「国旗に著作権があるのかな?」と不安になることがありますよね。その中でも国旗は特に、使い方を誤ってしまうと大きな問題に発展しそうで少し怖いイメージがあるかもしれません。
今回の記事では、Tシャツなどのオリジナグッズに国旗をプリントしてもいいのか、プリントする際はどんなことに気をつけるべきなのかを紹介していきます。

国旗に著作権はあるの?

結論から言うと、オリジナルTシャツに国旗をプリントすることは可能です。国旗はいわゆる「パブリックドメイン」とされる著作権の存在しないモチーフとなっているのです。
それでは、パブリックとメインとは、どんなものに使用される表現なのかみていきましょう。

パブリックドメインとは

パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。日本語訳として公有という語が使われることがある。

【パブリックドメイン – Wikipedia】より引用

このように、国旗にはそもそも著作権が存在しないため、オリジナルTシャツのデザインへの使用に限らず、使用する際に特別どこかに許可を取ったり報告をしたりする必要はありません。
もちろん何でもかんでもOKというわけではなく、国旗そのものを商標登録してしまったり、該当の国家の政府が関与していると誤認される可能性のある使い方はNGとされています。

商標としての使用でなければ、(商用利用も)不正競争防止法上は問題ありません。
デザイン、装飾として商品や店舗に使うことは、多くの場合、禁じられておらず、例えば、POP広告として外国国旗を使用する場合イベント会場において装飾として万国旗を使用する場合などは、問題ないと考えられます。
ただし、装飾的、デザイン的な使用法であっても、その商品やサービスが外国政府の関与の元に提供されていると誤認を生じさせる場合には、その利用方法は禁じられます。

【経済産業省「不正競争防止法での外国国旗等の商業上の使用に関するQ&A」】より引用

実際にオリジナルTシャツに国旗のデザインを取り入れてみた

オリジナルTシャツに国旗をプリントしても問題ないとわかったところで、実際に国旗をプリントのモチーフに取り入れたデザインを考えてみましょう。

日本国旗(日の丸)

我々日本人に一番馴染み深い国旗といえば、当然日の丸です。白地に赤丸というシンプルなデザインで、日本では古くから「日の丸」と呼ばれています。この赤い日の丸は日の出の太陽を象徴しており、紅白という日本の伝統色からもおめでたいとされる色になっています。赤は「博愛・活力」、白は「神聖・純潔」を意味するともいわれています。
日の丸のシンプルさを失わせないように、白地のTシャツの胸中央に日の丸をプリントしたデザインはいかがでしょうか。

アメリカ国旗(星条旗)

アメリカ合衆国の国旗は、一般に「星条旗」と呼ばれます。
白が意味するのは「純粋・純潔」、赤が意味するのは「たくましさ・勇気」、青は「威信・忍耐・正義」を表しているそうです。縞模様は独立同時の13の植民地を表し、星の数は現在の州の数(50)を表現しています。
United States of Americaの頭文字である「USA」の文字で星条旗を象ったデザインにしてみました!

イギリス国旗(ユニオンジャック)

イギリス国旗のデザインを考える前に、少しイギリスの国旗の歴史についてお話しします。現在のユニオンジャックが作られる前に、まず1603年にイングランドの国旗とスコットランドの国旗が組み合わせられ、初代のユニオンジャックが作られました。その後の1801年のアイルランドとの合同時に、現在のユニオンジャックが誕生する流れとなっています。勉強になりました。

オリジナルTシャツへのプリントということで、袖部分のワンポイントにユニオンジャックを取り入れ、背面にはイギリスのシンボルの一つであるビッグベンのイラストをプリントしてみました。国旗だけではなく、その国に由来する特産品や観光地などを取り入れるのもオススメです。

スペイン国旗

スペインの国旗は、「血と金の旗」と呼ばれ、黄は豊かな国土、赤は外敵を撃退した時に流れた血の象徴とされています。向かって左側に位置する国章は5つの王国の紋章を組み合わて作ったもので、両側の柱は「ヘラクレスの柱」と呼ばれます。国際連盟加盟国の旗の中で唯一ピンクを使っている旗でもあります(かわいいね)。
インファクトリーでは、オリジナルのTシャツだけではなく、パーカーやポロシャツなどの商品も取り扱っています。Tシャツに比べるとどうしても予算が上がってしまいますが、パーカーやポロシャツは機能性も高く、高級感もあるのでおすすめの商品です。

注意!こんな使い方はNG!

当たり前のことですが、特定の国を貶めるようなデザインは絶対にNGです。いくらパブリックドメインで著作権のない国旗とはいえ、該当の国の人を傷つけてしまうようなデザインや、怒りを買うような可能性のあるデザインは辞めましょう。
国旗に対して厳格な感情を持っている場合も多く、その国の国民の尊厳を傷つけたりすることのないような配慮が必要です。
オリジナルTシャツの場合は、デザインだけではなく着用するシーンも気を付けたいところですね。

まとめ

オリジナルTシャツに国旗を印刷すること自体は問題なく可能ですが、その使い方や着用するシーンに注意を払うことが必要となります。

今回デザインで紹介した星条旗やユニオンジャックは人気も高くメジャーな国旗ですので、印刷されたTシャツを探すのは難しいことではないでしょう。しかし、世界にはなんと197の国が存在し、それぞれ国旗が定められています。お目当ての国旗が印刷されたTシャツをみつけるのが難しいケースもあるでしょう。
そんな時、オリジナルTシャツという自由にでデザインをできる場所であれば、自分がプリントしたい国の国旗を印刷したTシャツが簡単に手に入ります。
パブリックドメインということもあり、自分でデザインを作らずとも、インタネットのフリー素材として公開されているデータを使用すれば、デザイン作成の面でもハードルは低いといえます。

国旗をデザインに取り入れたオリジナルTシャツを作ってみたい!というときは、まずはどれくらいの費用がかかるのか【お見積もりフォーム】よりお気軽にお問合せください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました~🇯🇵

Written by 小林

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2023.04.23

デザイン作成に困ったら…文字だけでオシャレに!簡単オリジナルTシャツ

作りたいTシャツを自由に作れるオリジナルTシャツ。初めての製作でデザインがうまく作れるか不安…という方も多いのではないでしょうか。イラストを自分で描いたり写真を撮ったりするのは、初めての方にはなかなかハードルの高い工程です。

でも安心してください!イラストや写真を入れなくても 「 文字だけ 」 でも十分オシャレなTシャツが作れます!むしろ文字だけの方がシンプルでかっこいいデザインが実現できる可能性も…!

デザイン作成ができないからといってオリジナルTシャツ作りを諦めるのはまだ早い!今回は、文字だけで簡単にオリジナルTシャツを製作するポイントを解説していきます。デザイン作成に困っている方はよければ参考にしてみてください。

イマドキは主流?文字Tシャツ

一般的に出回っているプリントTシャツ。昨今では意外と文字だけでシンプルなTシャツを多く見かけませんか?イラストや写真が用意できなくても、工夫ひとつでオシャレにデザインできるのが文字Tシャツのいいところ。

文字だけワンポイントのデザインは、むしろさりなげなくてオシャレと感じる人も結構多いのではないでしょうか。 ”どんなTシャツを作りたいか” によって、文字の入れ方は様々。作りたいTシャツをイメージして、入れたい文字でデザインしてみましょう。

文字だけのデザインを作るときのポイント

文字だけでデザインを作成するとき、ポイントがいくつかあります。中でも大きく印象が変わるのは、
フォント、大きさ、配色 の3点。
では、それぞれどんなふうに印象が変わるか、見ていきましょう。

フォント

文字だけのデザインで、一番重要なのはやっぱりフォント選び。フォントとは、簡単にいうと文字の形です。「 明朝体 」 や 「 ゴシック体 」 といったベージックなものから筆記体風のフォントなど、本当にたくさんのものがあり、それだけでガラッとイメージが変わるのがフォントです。日本語のフォントを 「 和文 」 、英語のフォントを 「 欧文 」 と呼ぶことが多く、入れたい文字が 「 日本語 」 か 「 英語 」 かどうかでも、見栄えが変わってくるので注意が必要です。

例えば、日本語で 「 インファクトリー 」 英語で 「 Infactory 」 と入れてみた時、日本語か英語か、フォントがどんな形か、でかなりイメージが違いませんか?

多くの場合は、見やすく目立たせたい時は線の太いフォント、シンプルにかっこよく見せたい時は線の細いフォントを選びます。

パソコンにもともと入っているフォントや、簡単に手に入るフリーフォントでも、素敵なフォントがたくさんあります。実際に自分の入れたい文字を打ち込んでみて、色々なフォントでどんな風に見えるか、試してみるのがおすすめですよ。

大きさ

では、文字の大きさを変えてみるのはどうでしょう?

文字が大きいか小さいかで、結構印象が変わりませんか?文字を大きく入れると 「 インパクト 」 があり 「 目立つ 」 デザインに、文字を小さく入れると 「 さりげない 」 「 ちょっとした存在感 」 を意識したデザインを楽しめます。同じフォントでも、大きさ次第で見え方がぐっと変わってくるので、イメージに近い大きさを選んでみてくださいね。

配色

文字の色を変えてみるのも一つのポイントです。Tシャツの色とプリント色の組み合わせで 「 見えやすさ 」 や 「 どう見えるか 」 が大きく変わってきます。

見えやすい色でプリントするのはもちろん、あえて同系色でプリントすることで、目立たせすぎないのもアリですね。
どんなイメージでTシャツを作りたいか、考えながら色を決めてみましょう。

他にも、縁をつけたり斜めにしてみたり…アレンジいろいろ。文字だけでもできることがたくさんあります。とにかくいろいろ試してみて、一番ピンとくるデザインを見つけてみましょう。市販のプリントアイテムを参考にしてみるのももちろんアリだと思いますよ。

専用ツールがなくてもデザインは作れる!

Tシャツデザインを作りたいけどパソコンのソフトがない…そんな方もご安心を!インファクトリーには デザインシュミレーター というツールがあります。フォントもたくさんご用意しているので、実際に文字を入れてみて、好みのフォントをぜひ選んでみてください。

パソコンに不慣れだからデザインシュミレーターも難しいかも…という方は 書体サンプル で使いたいフォントを選ぶだけでもOK!

デザインを難しく考える必要はありません。文字を入れるだけでも意外とサマになるのがプリントTシャツのポイントです。もし 「 こうしたいけどなかなか上手くいかない 」 というお悩みがあれば、お気軽に相談してください。あなたの作りたいTシャツになるよう、全力で協力させていただきます!

まとめ

今回は文字Tシャツについてお話しましたが、いかがでしたか? 一見難しそうなデザインの作成。そんなに難しく考えなくてもいいかな? と思ってもらえたら嬉しいです。イラストや写真が用意できなくても、意外とあなたの作りたいTシャツは文字だけで再現できるかもしれません。フォントや大きさ、配色を工夫して、あなたの理想のデザインを1から作ってみましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Written by 岩田

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.02.16

「インクジェットプリント」と「転写プリント」の違いを徹底解説!

オリジナルTシャツをシルクスクリーンで製作する場合、デザインによっては金額がかなり割高になってしまいます。中には 「 3色や4色のデザインでTシャツを作ろうと思ったけど、予算をオーバーしてしまい、1色で我慢… 」 という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

しかし、フルカラープリント対応の「 インクジェットプリント 」や「 転写プリント 」であれば、何色使っても料金は同じ!なんと、色数無制限で自由にデザインできるのです。

こちらの記事では、インクジェットプリントと転写プリントの違いやメリット、デメリットなどを解説していきます。

インクジェットプリントとは

インクジェットプリントは、家庭用のプリンターと同じ原理で、Tシャツの生地にインクを直接染み込ませる方法です。データをそのまま出力するので、多色のデザインだけでなく、写真やイラストなどのフルカラーのデザインも手軽に再現できます。濃色生地の場合、 「 デザインが綺麗に出ないのでは? 」 と思う方がいるかもしれませんが、下地に白インクを使用することで、元データの雰囲気を生かしたプリントが可能です。

メリット

やわらかい風合いに仕上がる

インクジェットプリントは生地に直接インクを染み込ませるため、ラバーインクのようなゴワつきがなく、やわらかい風合いに仕上がります。プリント部分が肌に触れても不快感が少なく、着心地も抜群です。

細かい線やぼかしなどが再現できる

他のプリント方法に比べ、デザインの再現度が高いところもインクジェットプリントのメリットの一つです。シルクスクリーンでは再現が不可能な細かい線やぼかしもインクジェットであれば、ある程度再現できます(※紙印刷とは異なり、凹凸のある布へのプリントとなりますので、1mm以下の線や隙間などは潰れ・かすれが出ます)。

小ロットでも注文できる

版代がかからないため、1枚からでも注文しやすくなっています。製作枚数が10枚未満の場合、割増のプリント料金や小口手数料が発生しますが、シルクスクリーンよりは確実に安くなりますので、「プレゼント用や自分用に小ロットで作りたい」というときにおすすめです。

デメリット

綿100%のアイテムのみ対応

ポリエステルやナイロンなどの合成繊維はインクを弾く性質があるため、インクジェットプリントには不向きです。ポリエステルに関しては、デザイン次第でプリントできる場合もありますが、基本的には綿100%のアイテムのみ対応としています。

生地色によっては前処理剤の跡が残る

濃色生地の場合、発色を良くするために下地の白インクとは別で、「前処理剤」を塗布します。前処理剤は透明な糊のようなもので、通常ですと水洗いで落ちるのですが、生地色によっては前処理剤との相性が悪く、洗濯しても跡が残ったままになることも。特に、ブルー系の生地やオレンジ系の生地はその傾向が強いようです。

前処理剤が残りやすい生地色については、下記のページに詳しく記載しています。インクジェットでの製作をお考えの方は、事前にご確認くださいね。
https://www.infac-planning.com/process/inkjet.html

袖やポケット、背中首下へのプリントは不可

インクジェットプリントは印刷できる位置が限られており、袖やポケット、背中首下へのプリントはいたしかねます。この位置にフルカラーでプリントする場合は、転写プリントでの製作となります。

ラメや蛍光などは表現できない

CMYKでデザインを再現するため、ラメや蛍光などの特殊なカラーは表現できかねます。同様の理由により、PANTONEやDICでの色指定、RGBカラーでのプリントもできませんので、要注意です。

転写プリントとは

転写プリントは、専用の転写紙にデザインをプリントし、プレス機で圧着させる方法です。身近なものですと、アイロンプリントをイメージしていただくと分かりやすいでしょうか。インクジェットプリントと同じように、色数の多いデザインを再現するために用いられますが、インクジェットよりも制約が少ないところが特長です。

メリット

綿100%以外のアイテムにも対応

インクジェットでは対応できないポリエステルやナイロン素材へのプリントも、転写プリントであれば問題ありません。インファクトリーで取り扱っているアイテムの中で、プリント加工可能としているものは、すべて転写プリントで製作できます。

あらゆる位置にプリントできる

あらゆる位置というと、少し語弊があるのですが…面積のせまい袖やポケット、縫い目に近い背中首下などへのプリントができます。アイテムだけでなく、プリント位置の制限がないところが嬉しいポイントです。

デメリット

シートを圧着するため、貼り付けた感がある

インクを使用せず、シートを圧着させることでデザインを再現するので、どうしても貼り付けた感が出てしまいます。発色は鮮やかですが、着心地の良さではインクジェットに劣ります。発色と着心地のどちらを優先するかが重要です。

細かい部分には縁取りがつく

デザインの形にシートを切り抜くため、細かい部分には白もしくは生地色に似たカラーで縁取りがつきます。縁取りをつけることにより、元データと雰囲気が微妙に変わる可能性がありますが、あらかじめご了承ください。

ラメや蛍光などは表現できない

インクを使用しないプリント方法ですので、ラメや蛍光などの特殊なカラーは表現が難しくなっています。インクジェットプリントと同じように、PANTONEやDICなどの色指定もできないため、気をつけましょう。

まとめ

今回は、インクジェットプリントと転写プリントの特徴についてお伝えしてきました。それぞれのプリント方法のメリットやデメリットを理解しておくことで、デザインの幅がぐっと広がります。今まで1色プリントで妥協していた方もこの機会にフルカラープリントに挑戦してみてはいかがでしょうか?

Written by 湯浅

ご利用内容はこちら

カテゴリ: アイテム:
  2021.05.18

ご注文方法・お問い合わせ先

・よくあるご質問は  コチラ
・その他ご不明な点等ございましたら下記よりご連絡下さい。

  • クラスT
  • 学割
  • 法人・大口のお客様へ
  • スポーツTシャツ

取り扱いブランド

  • プリントスター
  • ユナイテッドアスレ
  • グリマー
  • TRUSS
  • クロスステッチ
  • SLOTH
  • D-FACTORY

定休日のご案内

営業時間
9:00〜17:00

2025年04月
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930
2025年05月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031