品質の歴史｜オリジナルTシャツのインファクトリー

品質の歴史

オリジナルTシャツの魅力。それは、販売されている既製品のTシャツとは異なり、デザインはもちろん、プリント方法、サイズ、位置、アイテムの種類などを自由に決められる所にあります。しかし反対に、その自由度の高さゆえに、どのような点に気をつければ納得のいく仕上がりになるのか、頭を悩ませてしまうこともあると思います。
せっかくオリジナルTシャツを製作するのであれば、高品質で高級感のある仕上がりを目指したいですよね。

高品質なオリジナルTシャツに仕上げるためには、Tシャツ本体の生地の厚み(重さ)や素材、プリントの方法など、気を付けたいポイントはいくつかあります。その中でも製作を依頼する「業者選び」は、高品質なオリジナルTシャツに仕上げるためには重要なポイントになります。

業者によって仕上がりが変わってくるのはもちろん、得意とする印刷方法や、お届けするまでの納期、ご製作にかかる費用なども様々。初めてオリジナルTシャツを製作するという方は特に、右も左もわからず、どこの業者に相談すればいいのか迷ってしまうと思います。少しでも安心してご注文をいただけるために、本ページではインファクトリーでご提供しております「オリジナルTシャツの品質」についてご紹介いたします。

インファクトリーには「品質を裏付ける技術力の蓄積」「お客様に満足していただける品質の追求」という二つの理念があります。

しかし、技術力や品質というものは第三者が評価するものであり、内部の人間が勝手に判断できるものではありません。
弊社でご注文いただいた商品を受け取ったお客様が,「インファクトリーで注文して良かった！」と思った時に初めて、弊社の理念が認められたということになるのではないかと思っています。

品質を裏付ける技術力の蓄積

オリジナルTシャツを製作している会社であれば、自社商品の品質に誇りをもっているのは当然のことです。

インファクトリーでも、自社の商品が業界トップクラスの品質であると自負はしておりますが、他社の商品を確かめもせずに「うちは業界トップクラスの会社だから安心して注文して下さい！」とは言えません。

弊社では同業他社の商品のレベルを確かめるために、インターネットで検索上位に表示される会社を無作為に選び、品質の確認を行っています. その上で、弊社よりも高品質な商品を提供しているところがあれば、それ以上の商品を提供できるように研究と改善を行っています。 このような調査を繰り返すことによって、他社の品質を超えることが可能となり、インファクトリーの技術力の向上にも繋がると考えています。

実際に、第３者の業社に調査を依頼し、同条件で自社を含むいくつかの会社にTシャツの制作を依頼しました。
もちろん弊社インファクトリーも抜き打ちでの調査になります。

近年、オリジナルＴシャツを含めたプリント事業を行っている会社は無数に存在しますが、技術力や品質に関しては発展途上の会社が多く見受けられるのが現状です。

今回はもっとも色が出にくいとされる「ブラック生地にホットピンク印刷」にて比較を行いましたが、仕上がりの品質において、インファクトリーよりも良いのではと思えるところがありました。また、同程度の価格なのにこれはちょっと……というようなところもありました。

実際に届いたTシャツをの写真とともに、それぞれの業者の特徴を見ていきましょう。

実際インファクトリーで制作したTシャツの写真がこちらになります。拡大部分の文字ですが、かなり小さいために「文字の隙間の潰れ」といった問題が発生しております。 1cm未満の小さな文字や、1mm未満の線や隙間に関しては、再現性が落ちてしまうことを事前にご説明させていただくのはこのためです。

弊社では、細かいデザインの再現性を可能な限り高めるために、データの校正および製版の段階で線の太さの微調整を行なった上で、熟練の腕をもつ職人にプリントしてもらいます。印刷を行う際の力加減や速さに気を配ることで、本来であれば再現が難しい細かなデザインも、綺麗にプリントできます。

しかし、今回の「黒Tシャツにホットピンク」の条件ですと、1度の印刷では生地の黒色に負けてピンクの色がかなり沈んでしまうため、発色を良くするために2度3度の「重ね刷り」を行っております。
インクの上からインクを数回重ねる事で発色は良くなりますが、どうしても細かい隙間には潰れが発生してしまい、このような仕上がりになりました。画像では少し分かりにくいと思いますが、発色の点ではインファクトリーの商品が一番鮮やかに仕上がっています。

こちらはA社の商品となります。 今回依頼した4社の中ではプリント技術が高いと言える会社です。「浦」「阿」に注目していただければよくわかると思いますが弊社の商品に比べても文字の潰れが少なくなっています。 こちらの差は“重ね刷りの回数”の違いかと思われます。 インファクトリーのプリントは文字が浮き上がるくらいインクが乗っています。

それに比べA社の場合はそれほどインクの量が乗っているようには見えません。そのため発色では若干の見劣りが見受けられます。発色を重視するか、文字の再現性を重視するかは難しい所です。

こちらはB社の商品となります。 全体的に文字の潰れが見られます。また、重ね刷りが少ない為に発色性でも見劣りが見受けられます。このことから文字の潰れはプリントの重ね刷りが原因ではなく、デザインをデータ化する段階で既に文字が潰れてしまっていたことが予想されます。

もう少し高度な設定でデータ処理を行うか、文字を一から打ち替えることで、データの段階での文字の潰れを防ぐ必要がありそうです。

こちらはC社の商品となります。 書体を指定したにも関わらず、希望とは異なるフォントに変更されてしまっております。書体１つでデザイン全体のイメージが変わりますのでとても残念です。

しかし書体よりも問題なのは、希望した色味とは全く違う仕上がりになってしまっている点です。ホットピンクで指定したにも関わらず、赤のインクでプリントされております。他の会社と比べても、違いは一目瞭然かと思います。品質の検証以前の問題に困惑を隠せません。まずはお客様の要望をしっかりと聞いて反映させることが大切です。また制作前にお客様とのやり取りのメール内容を見直すことも重要になります。

こちらはD社の商品となります。こちらもC社同様に、勝手にフォントが変更されております。弊社としてはあり得ません。フォントを変更する場合はしっかりとお客様にお伝え致します。文字の潰れは少ないですが、重ね刷りの回数が少ないため発色性でも見劣りが見受けられます。発色よりも潰れを防ぐということを重視した結果かと思います。

また、こちらの会社の問題はプリントが右方向に歪んでしまっている事です。プリント台にTシャツを着せる段階でズレたのか生地が伸びた状態で台に着せて、台からとる際に生地が縮むことでプリント面が歪んだものだと思われます。

お客様に満足していただける品質の追求

インファクトリーは、岐阜県に拠点を置くオリジナルTシャツのプリント会社になります。岐阜県は古くから繊維業の中心地であり、現在でも多くのプリント加工会社がございます。

インファクトリーの強みの1つが、受注・製版・プリント加工の全ての工程を自社工場で完結できる体制を整えていることによる、高品質な商品をお届け出来る点にあります。各部署のエキスパートがそれぞれ責任をもって従事しているため、受注→製造→出荷まで一貫して品質を管理することが可能です。
さらには国内最大規模の自社工場を完備していることで、品質の面だけではなく、大量枚数のご注文や短納期でのご注文にも柔軟にお応えすることが可能です。

また、肝心のプリント加工においては、創業30年以上にのぼる経験と技術力を生かし、職人が1枚1枚手作業で印刷を行っております。ご製作の内容に応じて、熟練の職人が重ね刷りの回数や力加減を調整して印刷を行うため、デザインの再現性・耐久性・発色性にも自信があります。

さらに、インファクトリーでは1人1人のお客様に対して、直接の営業担当を設けております。 弊社インファクトリーをはじめ、オリジナルTシャツの製造業者の多くが、インターネットでの販売を主流としています。予め商品を手に取って品質を確かめることができない分、実際に手元に商品が届くまでは「ちゃんと希望通りにプリントできているか」「生地は薄すぎないか」等の不安が上がってくるのは当然のことです。そんな時、担当者までメール・電話でのご相談をいただけましたら、できる限りお悩みが解決するように尽力させていただきます。

ご満足いただける仕上がりになるように、少しでも疑問点や不安点がございましたら、その都度お気軽にお問い合わせをいただけますと幸いです。

そして、実際にインファクトリーでは、実際に商品を手に取ったお客様から、商品に関するアンケートを3,000件以上いただいております。いただいたお客様のご意見を元に、よりご満足いただける高品質な商品をお届けできるよう、日々努力を重ねております。

高品質なTシャツを作るためには…

それでは、具体的に高品質なオリジナルTシャツを手に入れるためにはどのような点に注意すればいいのでしょうか。
高品質なTシャツを提供できる会社でも、希望の納期に応えられるか、予算は問題ないか等、オリジナルTシャツを製作する上では外せない条件はいくつかありますよね。

品質・納期・予算のすべての面で折り合いのつく業者を探すというのは、なかなか容易なことではありません。
そんな時、最低限以下の2つの点を抑えれば、ある程度の品質のオリジナルTシャツを作成できるというポイントを紹介します。

ヘビーウェイトTシャツ(5.6oz以上)を選ぶ

オリジナルTシャツを作る上で、必要不可欠な「Tシャツ」の種類。生地の厚み（重さ）、素材などなど、種類は数多くございます。一般的に高品質とされるTシャツは、綿100%の素材で、「ヘビーウェイト」と呼ばれる厚み(5.6oz以上)のある商品になります。さらにポイントになってくるのが、糸の種類です。綿花を紡ぐ段階で特別な加工を施し、糸自体の毛羽立ちを抑えることで、肌触りも良く、丈夫でプリント加工も綺麗に施すことが可能な「コーマ糸」を使用している商品は、高品質Tシャツの代表です。

プリント方法はシルクスクリーンがおすすめ

オリジナルTシャツのプリント方法には「シルクスクリーン」「インクジェット」「転写」「カッティング」「刺繍」など、さまざまな手法がございます。高品質で高級感のある印刷を希望されるのであれば、弊社がオススメするプリント方法は断然「シルクスクリーン」になります。発色性も抜群で、プリント面の堅牢度も高いため長持ちします。また、インファクトリーでは熟練の職人が1枚1枚手作業で、心を込めて印刷を行なっておりますので、人の暖かさも感じられます。

最後に

インファクトリーでは、高品質なオリジナルTシャツを短納期かつ低価格でご案内できるよう、日々研究を重ねております。しかし、いくら自分たちが高品質の商品を提供していると思っていても、最終的に商品を評価するのはお客様であり、実際に商品を手に取っていただいた時に初めてその品質が認められます。

インファクトリーではお客様の声という名目で、実際に商品を手に取ったお客様を対象に、アンケートのご協力をお願いしております。いただいたご意見をもとに、改善点が見つかった場合は、より良い商品をお届けできるよう努力させていただいております。
自分たちが最高の品質だと思った時点で技術の向上は見込めなくなってしまうため、現状の品質に妥協せず、常にお客様のご意見に耳を傾け「勉強し続ける」ということが、お客様に満足していただける商品を提供することに繋がっていくと考えております。

“レベルの高い合格点を超えるオリジナルTシャツをオールウェイズ出してくれる”

インファクトリーをご利用いただいた全てのお客様にそう言っていただけるような商品を提供し続けるため、常に自社の品質の向上に努めていきたいと思っております。初めてオリジナルTシャツを作るので不安という方も、高品質なオリジナルTシャツをお求めの方も、是非一度インファクトリーまでご相談ください。