私は2021年1月に第二子が誕生し、育児休業を取得して経験した当時31歳入社5年目です。育休取得の動機は、自分の子供とじっくりと向き合い、責任を果たすためであります。
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育児休業を取得して、初めて子育てに興味がわいた
育児休業を取得するにあたり、取得期間や取得方法などについて周りの人たちと相談をし、慎重に判断を下しました。そして、初めて育児休業を取得し、子育てに真剣に向き合う時間を持てました。
育児休業を取得する前は、仕事が多忙な事もありほとんどの事を妻に任せていました。しかし、育休を取得したことで、積極的に子育てに関わるようになり、自分自身の成長にもつながりました。子供の成長は、毎日が変化していくため、驚きや喜びがつきませんでした。「今日はどんな風に育っているだろうか」という期待感のようなものも生まれ、子供が成長したときの喜びも大きかったです。育児休業取得をして、自分で育てる楽しさを知ることができました。また長女の幼稚園行事にも参加する事ができ、普段仕事に行って出来なかった貴重な経験もできました。
パートナーとのコミュニケーションがよくなった
育児休業を取得したことで、妻とのコミュニケーションが良くなりました。それまで、育児についてあまり話をしなかったが、育休を取得するにあたり、これまで自分がしていたことや、妻がしていたことなど、具体的な話をする必要がありました。その結果、お互いがどのようなやり方で子育てをしているのか、またお互いが協力する方法など、より良いやり方を模索するようになりました。
育児休業前は、妻の負担が大きかっだと思います。仕事が忙しく、子育てに参加できない自分に罪悪感を感じていました。しかし、ともに子育てに参加することで、お互いが仕事をしながらでも、子育てを支え合うことができるようになりました。育休を取得して、親子の絆を深めるだけでなく、家族全体が円滑に過ごせるようになったと思いました。
育休取得で得られたもの
育休を取得することで、自分自身の成長につながるものがたくさんありました。まず第一に、子育てに必要な力量や知識を身につけることができました。子供を育てることの素晴らしさを実感し、自分にも子育てができるという自信を持つようになりました。
また、育児休業を取得することで、社会の理解や協力が得られるようになりました。育児休業取得者には、周囲の人々からたくさんの支援があることを知りました。特に、賛同する同僚や上司がいたことがとても助かりました。自分が育児休業を取得することで、育児休業を取得しやすくするための来るべき時期に役立てることができました。
経済的な負担や職場への影響はある
いくら育児休業が素晴らしい制度であっても、経済的な負担について考える必要があります。育休を取得すると、給料が減るため、生活費のやりくりが必要になることがあります。また、育休取得の場合、収入源を失うため、家計に再度マイナス開始がでる場合もあります。
さらに、育休を取得している間に職場で起こった出来事について最新の情報を収集することが必要であります。自分がいない期間は、いったい何があったのか、そして、育休復帰できる状況なのか、うまく協力関係を作り上げる必要があります。
育休取得に関する社会問題
育休取得率の向上が望まれますが、実際には、子育てと仕事を両立させるための環境が整っていない現状があります。まだまだ、育児に関する偏見やナンセンスな見方もあるため、育休取得をためらう人が多いのも事実です。
また、子育ての期間が終わると、再度仕事に復帰しようとしても、勤務時間や給与など、より制限が大きくなるタイミングがあることも課題です。様々な制度改革や、育児と仕事の両立を支援するための環境整備が必要だと思います。
結論
育児休業を取得することは、子供や家族の成長に貢献することができるだけでなく、自らの成長にもつながるという一石二鳥のメリットがあると感じました。男性も積極的に育児に関わることで、より良い社会を築いていくためにも、育児休業の取得を考えることをおすすめしたいと思います。今後、より良い社会となるよう、育休取得を本格的に普及させていくことが求められます。
さいごに
社長、同僚の皆様にはとても感謝しております。育児休業明け、仕事復帰に伴い体力的に精神的にかなりの不安がありました。
しかし、徐々に慣らして行けるように社長が就業時間の調整をして頂けたり、同僚には優しく仕事環境の変化や忘れてしまった業務のフォローをして頂けました。このような環境下であれば、今後、育児休業を取得する同僚も安心できると思いました。
Written by 西岡