【オリジナルTシャツのデザイン例】ことわざを使ってオリジナルTシャツを作ろう！

2022.12.05 デザイン例

オリジナルTシャツのデザイン作りやワードチョイスに迷ったら、文化の学びの句である「ことわざ」をデザインに取り入れてみるのはいかがでしょうか。ことわざの多くは古くから伝わる文化を踏襲する言葉のため、日々の生活においても、為になる言葉が多くあります。そんな言葉をTシャツに刻めば、見る度に気持ちに張りが出るデザインとなるはず。

今回はオリジナルTシャツにオススメしたい「ことわざ」についてお話ししていきます。

Contents

1 「ことわざ」とは
2 Tシャツにしたい！ことわざ集
3 オリジナルのことわざTシャツにオススメのフォント
4 まとめ

「ことわざ」とは

「ことわざ」とは、古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉です。生活体験から来た社会常識を示すものが多く、長い時間をかけて人々が経験してきたことが踏まえられているため、より説得力のある言葉が多く存在しています。あるものを別の言葉で例えるような例え言葉も多く、言い得て妙な物事の真相を突くような言い回しが、端的で印象深い言葉となり、短い言葉でも説明や主張により説得力を持たせてくれる言葉となっています。

そんな印象深いワードを使えば、オリジナルTシャツにもよりインパクトを持たせることができるはず。古より伝わる人々の言葉を、デザインとしてオリジナルTシャツに刻んでみるのはいかがでしょうか？

Tシャツにしたい！ことわざ集

みんなが聞いたことがあるようなものも、一部の人しか知らないようなものも、様々な種類が存在する「ことわざ」。今回はTシャツデザインにオススメのことわざのいくつかを厳選して紹介していきます。

猿も木から落ちる

似たような言い回しが多いことわざですが、”ことわざと言えばこれ！”と言うぐらいにメジャーな言葉ではないでしょうか。「どんなに優れた名人でも時には失敗することもある」という意味のことわざで、似たような意味として「河童の川流れ」や「弘法にも筆の誤り」などのことわざもありますね。名人でも失敗することがあるのだから、凡人なら尚の事であるという励ましの句でもありますし、その道を極めたからと言って油断するなという戒めも込められた言葉のようです。

縁の下の力持ち

他人のために陰で苦労や努力をすること、そのような人の例えを意味する言葉です。Tシャツにプリントする格言としてはぴったりのワードで、なかなか日の目を浴びない努力こそ報われるべきであると印象付けてくれます。しかし元々の意味は異なり、見えていない所で努力をすることが無駄であるという意味合いが、昔はあったようです。現代になって、陰で努力する人が徐々に評価される言葉に変わりつつあることは、とても嬉しい変化ですね。

笑う門には福来たる

いつも明るく朗らかに暮らしている人の家には、自然に幸せがやってくるという意味の言葉です。同じ意味を要する「笑門来福」という四字熟語も端的で使いやすいワードですね。悲しいことや辛いことがあっても、希望を失わず笑顔で生きていれば、きっといいことがやってくるという願いも込められた言葉ではないでしょうか。心からの笑顔には邪気がありませんから、見る人も幸福にし、幸福の連鎖が起こることを、昔の人は物理的な繁栄などとも結びつけたのかもしれませんね。

出る杭は打たれる／出すぎた杭は打たれない

「出る杭は打たれる」ということわざに対して松下幸之助さんが語った「出すぎた杭は打たれない」という言葉を合わせていれてみるのはいかがでしょうか。人より優れているものを憎み疎む人もいますが、突出してしまえば誰も叩く人はいないという意味合いの言葉かと思います。自分の秀でる分野において、「出る杭」ではなく「出過ぎた杭」になれるよう、より一層の努力を積み重ねたいという覚悟を意味する格言になりそうですね。

「ことわざ」と一口に言っても様々な言葉が存在するので、是非色々な言葉を調べて、あなたのお気に入りのことわざを探してみてくださいね。