手描きのデザインをTシャツにプリントする場合、ご入稿いただく写真や画像でプリントの仕上がりが大きく左右されます。せっかくのデザインをより綺麗にプリントするために、手描きデザインの場合のご入稿方法のポイントをご紹介します。
Contents
ポイント1:白紙に描く
方眼紙や広告の裏などに描いたデザインをご入稿の場合、デザイン以外の余分な線や文字(方眼紙の線や広告の文字・イラスト)が反映されてしまいます。ご入稿の際はコピー用紙など、真っ白な紙に描いてお送りください。
ポイント2:線ははっきりと濃く描く
鉛筆や細いボールペンなどで書いたイラストは、データ化する時点で線をうまく読み取れず、消えてしまう可能性が高いです。また何重にも重なる線や、余分な点・線の消し忘れも本来のデザインのクオリティを下げる原因になります。縁取りの線は1本で、マジックペンなどの黒いペンで濃く太く清書したものをご用意お願い致します。1mm以下の線や点はデータ化がうまく出来ないことに加え、Tシャツにプリントする際に潰れやかすれが発生する可能性が高いです。「太く・濃く・大きく」を意識して作成してください。
ポイント3:明るい場所で原稿とカメラが平行になるように撮影する
インファクトリーでは、基本的にいただいた写真のデザインがそのままデータ化されます。斜めに撮影されている・デザインの一部分が切れている・影が入っているなどの修正は難しいため、明るい場所で原稿とカメラを平行にし、影や余分な物が入らないように撮影をお願い致します。原稿をスキャンデータにして頂くと、斜めに撮影・影が入るなどの心配がなくなります。
ポイント4:色は塗らない(多色の場合でも)
色に関してはお客様からのデザインご入稿後、インファクトリーで変更・修正が可能です。色が塗られた状態でご入稿の場合、データ化の際に意図しない場所が塗りつぶされたり、違う配色になってしまう可能性が高いです。多色プリントをご希望であっても、真っ白の紙にマジックペンで清書していただいた白黒2色の原稿を撮影し、別紙やメールにてプリント色のご指示をお願いします。
上記4つが手描きのデザインを綺麗にプリントするためのご入稿方法となります。あと2点、デザイン作成にあたってのポイントをご紹介します!
イラストに文字を入れたい場合
文字に関しては、インファクトリーで打ち替えることができます。手描きのデザインに、「どの辺りに文字を入れたいか」ご記入ください。また、プリントしたい文字をメールに直接打ち込んだ、テキストデータ(何も装飾していない文字のみのデータ)でご入稿をお願い致します。弊社ホームページに「書体サンプル」が載っています。そこから書体をお選び頂きご指示をお願いします。
デザインシミュレーターを活用するのもオススメ!
インファクトリーのホームページにある「デザインシミュレーター」を活用し、デザイン作成をしていただくのもオススメです。専用ソフトがなくても簡単に文字入力や画像の貼り付けが可能で、書体やプリント色・スタンプが豊富なため、様々な組み合わせを試すことができます。また、ご希望のアイテムを背景にデザインを配置することができるため、完成イメージが湧きやすいのもデザインシミュレーターの魅力のひとつです。ご利用の際面倒な登録もなく、無料でご使用いただけます。手描きのデザインに一手間加えたい方、完成イメージ画像を見ながらデザイン作成をしたい方、専用ソフトがないけどパソコンで簡単にデザインを作成したい方は是非一度ご利用ください。
まとめ
今回は手描きのデザインをより綺麗にプリントするためのデータ入稿方法をご紹介しました。作成にあたってわからない点や、不安な点がある場合は担当者にご相談頂ければ、丁寧に回答いたします。4つのポイントを意識しながら、世界にひとつだけの素敵なオリジナルウエアを作成してください!
Written by 熊崎