クラスTシャツやサークルでユニフォームを作ることが多い学生から、スタッフユニフォームやプロモーション、ノベルティなど公私ともに様々な場面でオリジナル商品を作ることがある社会人の方々がいるかと思います。いざ作ろう!となった時にオリジナル商品を製作する上で、最も気になってくるのは製作費用…。プリントしたいデザインを作る上で、どうすればプリント料金を安く抑えられるのか。今回はプリント内容に関するヒントについてご紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね!
Contents
製作にかかる合計費用と基本条件
まずはじめに、オリジナル商品を製作する上で知っておきたいのが製作にかかってくる費用について。インファクトリーでかかる製作費用は基本的に下記の料金になります。
商品のアイテム代
使用したい商品代金がそのまま加算されます。アイテム単価が安い商品を使用すれば安くなり、高い商品を使用すれば単純に合計費用も上がっていきます。
プリントしたいデザインに対するプリント料金
ご入稿頂くデザインによってプリント方法やプリント料金が変わってきます。今回はこちらのプリント料金について、安価に抑える方法を解説していきます。
送料
本州は基本990円(税込)/1箱が加算されます。(※一部離島などは別途中継料金が加算される場合があります)
北海道は1,980円(税込)/1箱、沖縄県は3,080円(税込)/1箱。送料は、お取引する上で外せない固定費用となります。
その他・諸雑費
たたみ・袋詰め「55円(税込)/1枚あたり」やタグ付けなど…必要な場合はオプション料金、またお支払い方法によっては手数料が加算されます。
シンプルで分かりやすい料金設定なので初心者さんでも安心ですね!
次に押さえておきたいポイントは、製作する枚数について。インファクトリーでは何枚からでもご注文を承っていますが、10枚未満のご製作は小ロット対象となります。この場合、プリント料金が割高になる点と小口手数料2,200円(税込)が掛かってきてしまうので、最低枚数は10枚からの製作をおすすめしています。
今回はプリント料金を抑えるヒントについて紹介するので、少なくとも10枚はご製作されることを前提とした内容になっています。
プリント料金を抑える方法
プリントサイズを10cm以内にする!
単色プリント・多色プリントに関わらず、デザインの大きさが大きくなればなるほどプリントに関する料金は上がっていきます。インファクトリーではプリントサイズを縦横10cm×10cm以内、20cm×20cm以内、30cm×30cm以内、40cm×40cm以内で基本的に区切っているので、10cm×10cm以内の大きさに収めるのが1番安くご製作が可能です。稀に5cmにしたら安くなりますか?等、お問い合わせいただくことがありますが、例え1cm角でも10cm角でも金額は変わりません!10cm以内の中でできるだけ大きくプリントしたい場合は、目一杯縦横10cm取るのも良し。程よくサイズ調整してプリントするのも良しなんです。
シンプルに1色プリントにする!
たくさんの色を使ったデザインも華やかで素敵ですが、プリント料金を安価にしたい場合は使用するカラーを1色に絞ってプリントするべし!使用する色数が増えると、その分手間やインク代が掛かってしまうのでプリント料金が高額になってしまいます。ここで注意したいのが、例えば黒1色で濃淡をつけてグラデーションのようにしてしまうと1色プリントでは通らなくなってしまう点です。1色プリントにする場合には、濃淡やグラデーションはなしでパキッと黒色なら黒!赤色なら赤!とデザインするのがポイントです。
プリント箇所を少なくする!
左胸+背中+袖+裾etc…。プリント箇所が多くなるとそれぞれにプリント料金が発生するため、ご製作金額が高額になっていきます。価格を抑えたい場合は、なるべくプリント箇所を少なくして頂くことをおすすめします。プリント箇所は1箇所のみワンポイントでのご製作が良いですね。
袖へのプリントはしない!
袖へのプリントを入れる場合、プリント料金に袖プリントのオプションが加算されてしまいます。(※シルクスクリーンプリントの場合)半袖の場合で「33円(税込)/1色1箇所あたり」、長袖の場合で「55円(税込)/1色1箇所あたり」の加算になるため、袖以外の場所にプリントする場合よりもプリント料金が高くなります。色数が増えれば増えるほど加算金額も増え、左袖と右袖の「両袖」にプリントする場合には、それぞれにオプション料金が発生します。価格を抑えたい場合には、袖へのプリントはなるべく避けた方がよいでしょう。 また、袖へのプリントはインクジェットプリント対応不可となります。フルカラープリントでの製作になる場合には、転写プリントでのご案内となります。
最安値のプリント内容と製作例
上記で紹介したことをまとめますと、10cm以内1色1箇所プリントがプリント料金を最も抑えられるプリント内容となります。
条件としては、最低10枚からの製作・アイテムのカラーはバラバラにしてもプリント色は全て統一することです。
10cm以内1色1箇所プリントの具体的なプリント位置についてイメージ図の例とともに確認してみましょう!
プリント可能範囲は、リブや縫い目からある程度距離を取った位置からのプリントになります。上記イメージ図のピンク色の点線内がだいたいのプリント可能範囲となります。
前身頃へのプリントの場合
左胸や右胸は、10cm以内のデザインをワンポイントとしてプリントすることの多い定番のプリント位置です。小さいデザインをプリントするときに、迷ったらまずはこの位置が無難かと思います。また、10cm以内だと胸中央に配置するには小さすぎるな…と思った方には、前首下もおすすめです。他には、左裾や右裾に寄せてデザインを入れるのも、ちらっと見えた時に可愛いですね。
後身頃へのプリントの場合
背面へのプリントで10cm以内のデザインをプリントする際によく選ばれる位置は、背中首下へのプリントです。こだわりのロゴを、あえて小さく背中首下にプリントするのもお洒落だと思います。前身頃と同じく、背面も裾位置へのプリントが選択可能です。他に、肩甲骨あたりにデザインをプリントしたい!とご相談頂くお客様もいらっしゃいますよ。
上記の位置以外へのプリントを希望される場合は、具体的に位置をご相談頂ければプリント可能範囲内で自由な位置へ配置してプリントも可能です。まずはお気軽に営業担当と相談してみてくださいね!
まとめ
アイテムを安価なものに変更することの他に、プリント内容を見直すことでオリジナル商品の製作金額を抑えることも可能です。予算内に収めるにはどうすれば良いのか、安価に製作するためにはどこを見直すべきなのか…今回ご紹介した内容を参考にしながらインファクトリーでのご注文を検討してみてくださいね!
※こちらの記事は2021年6月に執筆されたものになります。掲載時と情報が異なる場合がございます。最新の情報は、ホームページよりご確認ください。
Written by 堤