ただの四角形なのに傾いて見えたり、同じ大きさなのに違って見えたり、目の錯覚でそうなって見える現象を錯視と言います。定期的に錯視を使ったトリックアート展が行われるなど、よく話題になりますよね。特にアートで有名なのはマウリッツ・エッシャーでしょうか。教科書などにも載っているので目にしたことがあると思います。
そんな話題性のある錯視を使ってTシャツを作ってみたら面白くなるのではないでしょうか。
今回は錯覚を利用したオリジナルTシャツについて紹介します。
Contents
ヘルマン格子錯視〜ないはずの色が見える〜
白い道の交差部分に薄ぼんやりと薄い黒い色が浮かび上がって見えませんか?でも実際には何も描かれていません。錯視によって引き起こされたものなんです。この現象をヘルマン格子錯視と言います。単純な格子模様があれば、そこでヘルマン格子錯視が起こっている可能性は高いはずなので、タイルの間や床の柄など、日常の中にも見つけられますよ。
どんな色にしてもこの現象は起こるようなので、好きな色でTシャツが作れます。ただ、コントラストが低いと現象が見づらいかもしれません。
エビングハウス錯視〜同じ大きさのはずなのに〜
上下にある図形の中心の丸ですが、どちらが大きく見えますか?下にある丸の方が大きく見えると思いますが、実はどちらも同じ大きさなんです。この現状をエビングハウス錯視と言います。
この錯視、イルカと鳩にも起こる現象らしく、イルカは人と同じように、鳩は人とは逆の見え方をするそうですよ。錯視が他の生き物に起こることも驚きですが、それよりもどうやって調べたのかがとても気になります。
ミュンスターバーグ錯視〜真っ直ぐのはずなのに〜
黒の正方形を並べ、偶数の列を横にずらしただけなのですが、形が台形のように歪んで見えませんか?図形を1つだけ見ると確かに正方形なのに、全体を見ると形が歪んで見えます。これの現象をミュンスターバーグ錯視と言います。
この正方形を並べた図形以外にも円形のものや、もっと複雑にしたものもあるので探してみてください。
不可能図形〜ペンローズの三角形〜
パッと見は普通の三角形ですが、よく見ると矛盾した不可能な立体だとわかります。このような、三次元では実現不可能な図形を不可能図形と言い、特にこの三角形はペンローズの三角形と呼ばれています。画家のエッシャーが不可能図形を利用した作品を多く描いています。
単純な図形なのでTシャツにしても映えますよね。オリジナルTシャツを作るときは、インクの色を変えなければ料金は変わらないので、Tシャツの色を変えてみるのもいいかもしれません。
著作権に注意!
錯視をTシャツにするのに気を付けなければいけないのが著作権です。基本的には他の人が描いたものは著作権が発生するので利用できません。使いたい場合は、利権者に許可を取りましょう。
また、過去に制作された作品は著作権が切れているものがあるので、利用できるものもあります。ただ、その作品の写真に著作権が付いている場合があるので必ず確認しましょう。作品によってはパブリックドメインとして、公開されているものもあるので探してみてください。
インファクトリーならオリジナルTシャツが簡単に注文できる!
作り方は4つのステップをこなすだけなので簡単にできます。
何かわからないことがあっても、お客様それぞれに担当がついてサポートするので、すぐに相談できますよ。
①インファクトリーのホームページから「プリントする商品」と「どんなデザインか」を記入してお見積もりを依頼
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②お見積もり金額が予算と合うようなら、メールでデザインを入稿する
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③入稿いただいたデザインから「イメージ図」と「見積もりの最終確認」をお送りするので確認いただく。
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④確認いただきOKなら製作スタート。支払いをしたらあとは待つだけです。
ご利用ガイドにご利用方法や、お見積もり方法など詳しい内容が記載されていますので、ぜひご覧下さい。分からないことがあれば、お気軽にご相談くださいね。
ご利用ガイド:→https://www.infac-planning.com/guide/
まとめ
Tシャツに紹介していたような図形が描かれていたら、ちょっと気になってみてしまいませんか?友達や、飲み会などでも話の種になるかもしれません。面白Tシャツとして作るのもいいですし、デザインに取り入れてオシャレなTシャツも作れますよ。
インファクトリーはお客様のTシャツ作りを全力でサポートします。何かわからないことがあれば、お気軽にご連絡ください!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
Written by 高橋