オリジナルTシャツを作るとき、Tシャツの色を何色にするかすごく悩みますよね。不特定多数の人が着ることが予想されるシーンだと、余計に色選びは難しい!白色だと透けが気になるし、赤色だと目立ちすぎる……そんなときにオススメなのが黒色のTシャツです。黒色は落ち着いたシックなイメージや高級感を与えられますので、年齢や性差などに関係なく着易く好まれる色です。
今回は黒色のTシャツでオリジナルウェアを作る時のポイントを3つ紹介します。オリジナルウェアの製作を考えている方は、是非参考にしてみてください。
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Tシャツを着用するシチュエーションを意識する
オリジナルのTシャツを作りたいと「市販のものよりオシャレなTシャツが欲しい!」「自分でデザインしたTシャツを着られたら面白そう!」という個人的な理由から、「会社の制服として採用したい」「イベント時に着用するスタッフTシャツとして作成したい」という企業や会社での企画、「チームや仲間内でお揃いのTシャツを着たい」「応援しているアイドルの誕生日イベントに自作のTシャツを着て行って驚かせたい」という仲間内での使用など、その着用シーンは本当にたくさんあります。自分だけが着るTシャツとなればそのデザインも自由ですが、ほとんどの場合オリジナルTシャツは複数の人が着ますよね。
例えば、お客様の目に触れるようなスタッフTシャツに仲間内でしか伝わらないようなネタTシャツをデザインするのはあまり適切とは言えません。無難にお店の名前やロゴ、キャラクターなどをプリントするのが一番です。また、イベント会場などで背中に大きく『STAFF』とプリントされたTシャツを着用していれば、イベントに来られるお客様にも親切ですよね。人の目に触れることが前提のシーンでは、見る人がどう感じるかを意識してデザインを考えましょう。
反対に、仲のいい友達の誕生日や結婚祝い、母の日や父の日など誰かに「プレゼントするTシャツ」であれば、HAPPY BIRTHDAY!などお祝いの言葉をプリントするだけでも十分ですが、せっかくのオリジナルTシャツですからその人の好きなものや喜びそうなデザインを自由にプリントして相手を喜ばせたいと思うはずです。
オリジナルTシャツを作成する上で意外にも重要になってくるのがその「Tシャツを着用するシチュエーションを意識すること」です。是非覚えておいてください。
デザインを工夫する
オリジナルTシャツを作る上で特に重要になってくるのがそのデザインです。どんな要素をデザインに取り入れたいのかをまずは考えてみましょう。例えば、文化祭で着用するクラスTシャツであれば、「クラス名」「発表する作品のタイトル」「作品をイメージしたイラスト」「クラスメイトの名前」など、オリジナルTシャツに取り入れたい要素がいくつか挙げられると思います。
多くの要素を取り入れようとすると、デザインがうまく止まらなかったり、ちぐはぐは印象を与える仕上がりになってしまうことがあります。デザインとしてのまとまりを出すには、「一番伝えたいことは何か」を最優先に考えることで、デザイン作成のヒントになるかもしれません。
デザインだけではなく、プリントする位置と大きさにも注目してみましょう。目立たせたい・伝えたい内容は胸や背中に大き目のプリントを。そこまで重要でない・目立たせなくても問題ない内容は袖や左胸、背中首下などの位置へワンポイントのプリントをすることで、Tシャツ全体のデザインにメリハリがついてオシャレに仕上げることができると思います。
コントラストを意識した配色
プリントをする際、写真以外のデザインであればそのプリント色を考えるのもデザインのひとつです。プリントするインクの色によって仕上がりのイメージは大きく左右されます。黒色という無彩色のTシャツであれば、基本的にどんな色でプリントしてもおかしな仕上がりになることはありませんので、「Tシャツにどんな印象を持たせたいか」で色を選ぶのが重要になってきます。加えて、黒色のTシャツには単色のデザインだけでなく2色や3色などの多色プリントもデザインが映えるため考えやすいのも嬉しいポイント。基本的にどんな色のプリントでも馴染むのが、黒Tシャツが人気の理由の一つですね。
プリントを目立たせたい方はコントラストを高めに
オリジナルデザインをプリントするなら、どうせならデザインが目立つような仕上がりにしたい!というご要望は非常に多くいただきます。黒色のTシャツであれば、彩度や明度が高めの色をチョイスすることでデザインを目立たせることが可能です。無難なのは白色ですが、黄色やオレンジ、蛍光色やラメの入ったインクもプリントを目立たせる上ではおすすめです!
落ち着いた高級感のある印象にしたい方はコントラストを低めに
デザインの主張が強すぎない落ち着いた仕上がりにしたいという方は、明度や彩度が低めの色をチョイスするのが吉。グレーやワインレッド、クリーム色などの色自体の主張が強すぎないプリント色がおすすめです。黒色のTシャツに黒色でプリントしたいというケースも案外多く、生地の素材とインクの素材の違いによりプリントが全く見えなくなってしまうことはありませんので、結構かっこいい仕上がりにできます。
まとめ
黒色のTシャツは、性差関係なく好まれる無難な色味のTシャツです。また、背景が黒になるとどんなデザインでも格好良い映える仕上がりになるのも嬉しいポイント。オリジナルTシャツの生地色に迷ったら、是非黒色Tシャツをご検討ください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
Written by 小林