オリジナルTシャツの魅力といえば、自分の好きなデザインで作れるところ。「どういうデザインにしよう」とあれこれ悩む時間も楽しいものですよね。一口にデザインと言ってもイラストだったり文字だったり、様々な種類がありますが、印象的なモチーフを付け足すだけで一気にオシャレな印象になります。ところでみなさんは、世の中に存在するモチーフにはそれぞれ深い意味があることをご存知でしょうか?普段何気なく目にしているモチーフでも、詳しく調べてみると色々な意味が込められているのです。
今回は「Tシャツのデザインに使えるモチーフ」と「そのモチーフに込められた意味」をまとめてみました。オリジナルTシャツのデザインを考えるにあたり、少しでも参考になれば幸いです。
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愛・愛情・幸福の象徴「ハート」
Tシャツのデザインはもちろん、ネックレスや指輪などのアクセサリーでも見かけることの多い「ハート」。世界最古のモチーフとも言われており、その起源はエジプトまで遡るのだとか。ハートのモチーフには愛情や幸福といった意味が込められていて、「恋愛成就」「幸せな結婚」「永遠の幸福」といった願いを叶えるとされています。恋人の誕生日祝いや友人の結婚祝いなど大切な人へのプレゼントとして、ハートのモチーフを入れたTシャツはまさにもってこいのアイデアです。時代を越えて愛されるハートモチーフは、プレゼントを贈る側にも受け取る側にも幸せな気持ちをもたらしてくれるに違いありません。
縁結びの象徴「リボン」
フェミニンで可愛らしい雰囲気のある「リボン」は縁結びの象徴とされており、人とのつながりを大切にしたい方におすすめのモチーフです。縁結びというと恋愛のイメージが強いかもしれませんが、リボンモチーフは恋愛だけでなく家族や友人、さらには仕事の人間関係などあらゆる心の結びつきを深める効果があります。そのため、サークルや地域活動など「人との交流」が重視されるコミュニティでオリジナルTシャツを作るときにぴったり!実際にリボンを着けるのはなかなかハードルが高いと思いますが、リボンモチーフを取り入れたTシャツなら身につけやすいのではないでしょうか。
飛躍・上昇の象徴「翼」
「翼」は大きく空に羽ばたくイメージから「困難を乗り越える」「上昇気流に乗る」といったポジティブな意味が強く、飛躍や上昇の象徴として親しまれています。身につけた人の能力を高め、躍進に導いてくれることから、新しいことにチャレンジするときのお守りとしても有効。退職する同僚への餞別や卒業を控えた生徒への記念品として翼のモチーフを入れたTシャツを渡せば、次のステージで頑張るための原動力となるでしょう。ハートやリボンとは異なり、男性でも女性でも使いやすい万能なモチーフです。
最高の地位を象徴する「王冠」
ワンポイントでも強い存在感を放つ「王冠」。王様がかぶるアイテムであることから、最高の地位や権力を象徴するモチーフとなっています。同時に「富」「名声」「正義」「栄光」などの意味もあり、幸運を引き寄せるとされているため、叶えたい夢や目標がある方におすすめです。また、王冠モチーフには「勝利」を呼び寄せるパワーが備わっていますので、部活のユニフォームやチームTシャツなどのデザインとしても人気があります。
勝利・栄光の象徴「月桂樹」
「月桂樹」は王冠と似たような意味を持つモチーフとして有名です。数多くの場面で使われているため、名前を聞いただけではピンと来なくても、どこかで一度は目にしたことがあるでしょう。月桂樹は1年以上枯れない葉を持つ常緑樹で、不滅のイメージがあることから「勝利」や「栄光」を象徴するモチーフとされています。スローガンやモットーと組み合わせて使われることが多く、王冠と同じように部活のユニフォームやチームTシャツのデザインとして人気があります。シンプルでありながらデザイン全体に統一感を与えてくれる、魅力的なモチーフです。
生命力・長寿の象徴「アラベスク(唐草模様)」
最後に紹介するのは「アラベスク」。日本では「唐草模様」と呼ばれ、つる草が絡み合い、強くたくましく伸びていく様子から生命力や長寿を象徴するモチーフと言われています。縁起の良いモチーフですので、出産祝いや長寿祝いなどにアラベスクをあしらったTシャツをプレゼントすれば喜ばれることは間違いないでしょう。唐草模様と聞くと古風な印象を受けますが、西洋のアラベスクは装飾品の題材として用いられることもあり、カップルリングやウェディングリングなどのデザインにもなっています。
まとめ
今回はオリジナルTシャツのデザインに取り入れたい「モチーフ」を6点紹介しました。モチーフに込められた意味を知っておけば、デザインの幅がぐっと広がり、Tシャツ作りをより楽しめるのではないかと思います。世の中にはまだまだ素敵なモチーフがたくさん溢れていますので、自分のイメージに合ったものをぜひ見つけてみてくださいね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Written by 湯浅