インパクト抜群のオリジナルTシャツを作るなら「ラメプリント」がおすすめ

デザインについて

オリジナルTシャツを作る上で、意外に迷いがちな「プリントカラー」。どうせなら白地に黒プリント、黒地に白プリントといった定番の組み合わせではなく、一味違うオリジナルTシャツにしたいと思いませんか?そんなとき、おすすめしたいアイデアが、ラメのインクを使ったプリントです。たとえシンプルなデザインであっても、プリントカラーにラメを使えば、一気に華やかな雰囲気になりますよ!今回は「ラメプリント」でTシャツを作るときのポイントをお教えします。

ラメプリント対応のインクは全10色

ラメプリント色一覧
インファクトリーで用意しているインクの中で、ラメプリントに対応しているカラーは全部で10色。特に「C-41シルバーラメ」「C-42 ゴールドラメ」は昔から根強い人気があります。そのほかのラメは2018年から新しく追加されたカラーで、まだまだ歴史が浅く、シルバーラメやゴールドラメに比べると使用頻度は低め。しかし、どれも発色が良く、使い勝手の良いカラーばかりです。ダークグレーラメやブラックラメ、ホワイトラメはパッと見た感じではあまりラメ感が目立たないのですが、光にあてることで輝きを放ち、さりげないオシャレ感を演出できます。

ラメプリントの注意点

ラメでプリントするにあたり、事前に注意しておきたい点がいくつかあります。ラメプリントでの製作を検討している方は、一度目を通していただけると幸いです。

オプション料金がかかる

ラメインクは特色カラーですので、通常のプリント代に加えてオプション料金が発生します(ホワイトラメは+220円、残りはすべて+55円)。1箇所プリントであればそれほど気にならないかもしれませんが、プリント箇所数が増えるとその分オプション料金も加算されていきます。製作内容によっては、当初想定していたよりも金額が高くなってしまう可能性があるので要注意です。

シルクスクリーンのみ対応

インファクトリーのプリント方法は「シルクスクリーンプリント」「インクジェットプリント」「転写プリント」「カッティングプリント」の4種類ですが、ラメプリントができるのはシルクスクリーンのみです。インクジェットや転写などのフルカラープリントではラメの表現はできません。「フルカラーの柄で文字の部分だけゴールドラメにしたい」といったご要望にもお応えできかねますので、あらかじめご了承ください。なお、カッティングプリントのページを見ると、プリント色に「ゴールド」と「シルバー」がありますが、シルクスクリーンのようにキラキラとした発色ではなく、光沢のあるマットな仕上がりになるため、ラメプリントとは別物です。

ブルゾンへのプリントは不可

Tシャツのプリントに使うインクは水性のラバーインク、ブルゾンのプリントに使うインクは油性のラバーインクとなっており、それぞれ性質が異なります。インファクトリーでは油性用のラメインクを扱っていないため、ブルゾンへのラメプリントはお受けしておりません。ブルゾンを製作する際は、特色以外のカラーからプリント色を選んでいただく必要があります。ブルゾンにラメプリントができないことは「プリント色見本」の方にも記載しておりますが、見落としやすいところなので気をつけましょう。

綺麗に仕上げるコツは?

ラメインクは通常のインクにラメの粒子を混ぜて作られるため、デザインの再現性が限られてきます。ですが、この記事を読んでいる方の中には「できるだけ綺麗に仕上げたい」と思っている方もいらっしゃいますよね。そこで、ここからはラメプリントのクオリティを上げるためのコツを解説していきます。

まず、一つ目は「シンプルなデザインにすること」です。ラメプリントは細い線や細かい文字との相性が悪く、1mm以下の点や隙間などは確実に潰れてしまいます。また、繊細なデザインだとラメ感があまり目立たず、ラメプリントの良さを活かしきれないというデメリットもあります。ラメプリントが際立つのは塗りつぶし部分の多い、シンプルなデザインです。さらに、左胸や袖にワンポイントで入れるのではなく、胸中央などに大きく入れることで、高級感のあるゴージャスな仕上がりになります。

ゴールドラメ見本

二つ目は「ラメプリントに適した生地を選ぶこと」です。たとえば鹿の子ポロシャツやハニカムメッシュTシャツのように目が粗い生地はラメの粒子が編地からこぼれてしまうので、ラメプリントには向いていません。発色を良くするのであれば生地の目が粗くない、綿素材の生地がオススメです。

そして、生地の色も仕上がりに影響を与えるポイントとなります。ラメの粒子は薄いグレーのような色味になっているため、杢グレーやミックスグレーなどメランジ系の生地ですと、ラメの色と生地の色が同化してしまい、デザインがほとんど見えなくなってしまうことがあります。ブラックやダークグレー、パープルなど濃色系のラメが映えるのは白Tシャツ、ゴールドやシルバー、その他ピンクやブルー系のラメが映えるのは黒Tシャツです。ラメインクを使用するときはデザインだけでなく、アイテムの素材や生地色にも注目してみてくださいね。

まとめ

今回はラメプリントの注意点や綺麗に仕上げるコツなどをまとめてみました。いかがでしたでしょうか?インパクト抜群のラメプリントをデザインにうまく取り入れて、周りとは一味違うオリジナルTシャツを作ってみましょう!

Written by 湯浅

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