チームのユニフォームやイベント時に着用するウェアとして人気があるオリジナルTシャツですが、制作するときはいくつか気をつけておきたいポイントがあります。今回はオリジナルTシャツを作る際の注意点を紹介します。
オリジナルTシャツはチームやイベントスタッフのモチベーションを高めるユニフォームとして人気があります。思い出として残すこともできますし、オリジナルウェアのなかでもリーズナブルに作ることができるのも魅力です。
今回は、オリジナルTシャツを制作する際に知っておくべきポイントをいくつかご紹介します。後悔しないためにも、注意点をしっかり押さえておきましょう。
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オリジナルTシャツを制作するときに気をつけたい7つのポイント
オリジナルTシャツを作るときは、以下の7つのポイントに気をつけてください。
1. 業者のオリジナルTシャツ制作の実績を確認する
オリジナルTシャツを制作するときは、まず依頼する業者を選ぶところから始まります。オリジナルTシャツを制作している業者はたくさんありますので、まずは実績を確認しましょう。業者のホームページには、過去の制作実績などが掲載されていることがほとんどです。仕上がりをイメージしながら、安心して任せられる業者を見つけてください。
2. プリントしたときに見やすいデザインになっているかどうか
オリジナルTシャツのカギとなるのは、Tシャツにプリントするデザインです。せっかく作るならと、凝ったデザインを希望する方も多いのではないでしょうか。ただ、プリント方法やプリントする箇所のサイズによっては細かいデザインだと見づらくなってしまう可能性があります。大きな範囲にプリントをする場合でも、デザインによっては模様が脇の下まできてしまって見えづらくなってしまうかもしれません。プリント範囲いっぱいにデザインするのは避け、実際にプリントして立体的になったときに見やすいかを確認しましょう。
3. デザインの入稿方法を確認する
オリジナルTシャツをオーダーするときは希望するデザインを業者に入稿する作業が必要です。代表的な入稿方法としては、手書き・文字指定・Illustrator・MicroOfficeなどを使用する方法があります。ご自身でIllustrator・MicroOfficeが使用できない場合は、手書きデザインをデジタルへ変換してくれるかどうか業者に確認しましょう。手書きでの入稿する場合も、メール・FAX・郵送など入稿方法が異なりますので、注意してください。
4. 著作権に触れるデザインになっていないかチェック
オリジナルTシャツを制作するとき、それが販売用ではないとしても著作権が関わるイラストやキャラクターの使用は禁止されています。また、企業のロゴやネットで公開されている個人の作品を使用するのも禁止です。デザインに使用できるのは、フリー配布されているデザイン集のイラストやロゴ、もしくは自作のデザインに限ります。
5. オーダーする枚数に合わせてプリント方法を選ぶ
オリジナルTシャツを制作するときはデザインをプリントすることになりますが、このプリント方法にはいくつかの種類があります。オリジナルTシャツを大量に制作するときは、印刷の型を制作してプリントする方法の方がコストを低くできます。型を作るプリント方法はシルクスクリーンやデジタル転写などです。一方オーダーするロットがそれほど多くない場合は、型を制作しない方が費用を抑えられます。型を制作しないプリント方法は、インクジェットプリントが代表的です。型を製作したほうがよいか迷ったら、業者に確認するのがおすすめです。プリント方法によって仕上がりも変わります。こだわってプリントしたい場合は、その旨も併せて相談しましょう。
6. プリントするTシャツの種類を厳選する
オリジナルTシャツをオーダーするときは、プリントを施すTシャツの種類も決めなくてはなりません。リーズナブルなもの、耐久性が高いもの、機能性が高いものなどさまざまなTシャツがあります。適性がそれぞれ異なりますので、Tシャツの用途に合った種類をピックアップしましょう。また、Tシャツの種類によって1枚あたりの値段も異なります。Tシャツを選ぶときは、オリジナルTシャツ制作の予算も考慮しながら選ぶようにしてください。
7. オーダーから納期までにかかる時間を確認する
オリジナルTシャツをオーダーして実際に手元に届くまでは、1〜2週間程度かかるのが一般的です。納品までにかかる日数を確認して、余裕をもってオーダーしましょう。特急対応が可能な場合もあります。納品までの日数に余裕がないときは、特急対応が可能な業者や商品を選ぶのがおすすめです。ただし、納期については必ず業者に確認するようにしてください。
ポイントを押さえてお気に入りのオリジナルTシャツを制作しよう
オリジナルTシャツを制作するうえでの注意点を解説しました。オリジナルTシャツは気軽にオーダーができるものがほとんどです。デザインや納期で失敗しないためにも、今回紹介した内容を頭に入れてから制作に取りかかってください。実際にプリント作業に入ってしまうとキャンセルができなくなってしまうため、不明点はオーダー前に業者にしっかり確認するようにしましょう。
Written by onogi