一言でスポーツウェアと言ってもTシャツやポロシャツ、ジャージなど色々な種類があります。今回オススメする「ピステ」もスポーツシーンに欠かせないアイテムです。しかし、これを読んでいる方の中には「ピステ」がどういうものなのか、詳しく知らない方もいるのではないかと思います。そこで、こちらの記事では「ピステ」の特徴やメリット、デメリットなどをまとめてみました。機能性の高いスポーツウェアをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
※2021年4月時点(記事執筆時)の情報です。金額や商品仕様などは予告なく変更となる可能性があります。あらかじめご了承の程お願いいたします。
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ピステとは?
ピステとは「サッカーやフットサル、バレーボールなどの競技中に着用する防寒アイテム」を指します。防寒用のアイテムというと、ブルゾンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ピステもブルゾンと同様にウィンドブレーカーの一種です。多少の雨や風であれば凌げるため、体を冷やすことなくプレーに集中できます。
ブルゾンとの違いはファスナーやボタンがなく、頭から被れるようになっているところです。裏地はメッシュになっているタイプもあれば、起毛になっているタイプもあります。実際に、アディダスやミズノといった有名なスポーツメーカーから様々なタイプのピステが販売されていますので、気になる方はチェックしてみましょう。なお、メーカーやブランドによってはファスナーがついているものでもピステと呼ぶことがあるようです。
ピステのメリット/デメリット
先ほどお話ししました通り、ピステにはファスナーやボタンがないところが最大の特徴です。そのため、プレーの妨げにならず、運動中に着用していてもケガしづらいというメリットがあります。たとえばサッカーしているとき、ブルゾンだとボールを胸でトラップする際に金具が当たってしまい、痛く感じる可能性がありますよね。ですが、ピステであればそのような心配はありません。
また、ピステは軽量化されているものがほとんどで、コンパクトにたためるところもメリットの一つです。スポーツの練習や大会では何かと持ち物が多くなりがちですので、かさばらないピステは選手にとって嬉しいアイテムと言えるでしょう。
デメリットは生地が薄い分、耐久性が弱くなっているところです。プレー中にスライディングしたり転んだりすると破れてしまうことがあるため、注意が必要になります。
オリジナルのピステを作ろう!
市販のピステだとなかなか気に入ったものが見つからない…。そんなときはオリジナルで作ってみるのはいかがでしょうか?インファクトリーでも2020年秋冬よりピステの取り扱いを始めています。
ドライストレッチピステ374-SAP
商品URL:https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=648
こちらの「ドライストレッチピステ374-SAP」はポリエステル100%素材で、伸縮性と速乾性に優れているところが魅力です。寒い時期の防寒対策にはもちろん、夏場の日焼け対策にも最適。サイズ展開やカラー展開はやや少なめですが、サイドにポケットが付いており、実用性も抜群となっています。
また、「シルクスクリーンプリント」「転写プリント」「カッティングプリント」といった加工方法に対応しており、1色のデザインだけでなく、フルカラーのロゴを入れたり1枚1枚異なる背番号を入れたりすることも可能です。3パターンのデザイン例を作成しましたので、さっそく紹介していきます。
シンプルにチーム名を入れる
スポーツのユニフォームによくあるチーム名を入れたデザインです。左胸にワンポイントでさりげなく入れても良いですし、背中に大きく入れても良いですね。このように1色や2色などの単色デザインであれば「シルクスクリーンプリント」での製作となります。
フルカラーのロゴを入れる
フルカラーのロゴを入れたデザインです。フルカラープリントには「インクジェットプリント」と「転写プリント」の2種類ありますが、ピステにはインクジェットプリントが使えませんので「転写プリント」で製作します。
背番号や個人名を入れる
こちらもスポーツのユニフォームならではのデザインですね。1枚ずつデザインを変える場合は「カッティングプリント」での製作となります。カッティングプリントの場合、他のプリント方法に比べて制約が多く、プリントカラーや書体が限られているため、要注意です。
プリントを入れる際の注意点
ピステのプリント位置は「前面」「背面」「袖」の3箇所に分かれます。ここで押さえておきたいのは「前面」のプリントサイズです。ピステは首元がVネックになっていること、裾付近にポケットがあること、サイドに縫い目があることなどから、前面の印刷可能範囲がかなり狭くなっています。
仮にSサイズを基準とした場合、「横25cm×縦12cm」が最大プリントサイズとなります。イメージしているよりもデザインが小さく見える可能性が高いので、気をつけましょう。
まとめ
今回はピステの特徴やメリット・デメリット、さらにはオリジナルで製作するときのポイントなどを解説してきました。今までピステには馴染みがなかったという方も、この機会にユニフォームとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
Written by 湯浅