オリジナルTシャツのデザイン作りに迷走中のあなたに朗報です。ロゴデザインは 「 ボックスロゴ 」 を使えば、決まること間違いなし!ストリートファッションで有名なシュプリーム風のロゴが誰でも作れちゃいますよ。本家にはないアレンジもできるのがオリジナルTシャツの嬉しいポイント。
今回は、安定して人気の 「 ボックスロゴ 」 のデザイン案をご紹介していきます。
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ストリートファッションに持ってこいの 「 ボックスロゴ 」 の魅力
さて、まず今回「ボックスロゴ」をテーマとして記事を書かせていただくにあたり、僭越ではありますが、簡単に 「 ボックスロゴ 」 の先導・supremeの紹介をさせていただきます。
シュプリーム(英語: Supreme)は、アメリカ合衆国のスケートボードショップおよびファッションブランドです。ニューヨーク・シティにて1994年に創業し、スケートボード文化やヒップホップに影響を受けたアイテムで知られています。アメリカ国内ではブルックリン、ロサンゼルスにも店舗を展開しているブランドです。
ブランドのトレードマークである赤地にFutura字体の白い文字という「ボックスロゴ」は、アメリカの現代アーティスト 『 バーバラ・クルーガー 』 の作品よりインスパイアされたものであると言われています。
オリジナルアイテムとしての『原則』の話をしますが、そもそも個人でデザインを作成し、個人でプリントを楽しむ「オリジナルウェア」において、基本的にはパロディデザインは御法度です。ですが、シュプリームのように広く知れ渡り過ぎているデザインは、簡単に再現できることもあり、真似したいと思う方も多いはず。
赤のボックス、白の文字、Futuraという字体に対して、ブランドが個々で権利を保有しているわけではないので、個人で楽しむ程度でしたら、再現させて頂いているのが、今回紹介する 「 ボックスロゴ 」 です。
ただ、絶対に注意していただきたいのは、あくまでもオリジナルウェアとして楽しむためのものであるということ。 「 Supreme 」 という単語をそのまま使用することはできませんし、販売目的として製作するのも、控えていただくようお願いしています。
オリジナルウェア製作のルールを守って、楽しくデザインを考えていきましょう。
基本の 「 ボックスロゴ 」 の作り方
「 ボックスロゴ 」 の基本のデザインといえば「赤枠に斜体の白文字」ではないでしょうか。
例えばこんなかんじです。
ボックスロゴの一番簡単な作り方は、赤のボックスに白色の文字で入れたい言葉を入れるだけ。
その時フォントは 「 Futura Bold Italic 」 を選ぶと、より『らしさ』が出るのでオススメです。ですがせっかくのオリジナル。そもそもボックスに文字を入れるデザイン自体が1つの大きな括りになっているので、好きなフォントを選んでも全然OKですよ!
個人的ポイント2つ目は、ボックスをあまり大きくしすぎないこと。文字より少しだけ大きめぐらいのボックスが、野暮ったくなくてGOODです。
デザインで使用するのは「ボックス」と「文字」の2つだけなので、デザインソフトなどがなくても、簡単に作れちゃいます。パソコンやスマホでデザインを作るのが難しい場合は、シュプリーム風にこの文字を入れたい!とご要望いただければ、こちらでご案内もできますよ。
様々なアレンジで楽しむ 「 ボックスロゴ 」 のデザイン例
簡単にデザインを作成できるけど、シンプルかつ洗礼されたデザインの、便利な 「 ボックスロゴ 」 。基本のデザインを使うのももちろんいいですが、アレンジも簡単にできるのが嬉しいところ。ストリートスタイルな印象のあるロゴなので、Tシャツだけでなく、パーカーなどのスウェット地のアイテムとの相性も抜群です。 「 シルクスクリーン 」 プリントなら、版を作ってしまえばTシャツでもパーカーでもまとめて製作できちゃうので、様々なアイテムを一括で作ってしまうのもおすすめですよ。
そんな使いやすい 「 ボックスロゴ 」 の様々なアレンジ方法について、ご紹介していきます。
まずは基本の 「 ボックスロゴ 」
ザ・王道!このデザインを使えば、まず間違いないでしょう。
フォントを変えてみる
フォントを変えてみるのはどうでしょうか。好きなフォントがあれば、使ってみるのもよし。フォントとは文字の形のことで、フォントを変えることでガラッと「文字の印象」が変わるので、どんな雰囲気で作りたいかに合わせて、フォントを選んでみるのもオススメですよ。
配色を変えてみる
赤×白が基本の配色ですが、配色を変えてみるだけでも印象がかなり変わるのでオススメです。先程も少しお話しましたが、「シルクスクリーン」は版を作ってしまえば汎用性が効くので、1度目は基本の赤×白で製作して、2度目から別の配色を試していってみるのもいいでしょう。版を1つ作っておけば、配色でたくさん遊べるので、バリエーションは無限大です。
1色でも再現できちゃう
基本は赤×白の2色で表現されている「ボックスロゴ」ですが、文字部分を『抜く』デザインにすれば、1色でも再現できちゃいます。文字の部分は『抜いて』あるので、プリントがされていない部分となり、生地の色が出るような作りになっています。ボックス部分と文字部分で、インクの凹凸が楽しめるのも一つのポイントですね。生地の色によって文字色がバラバラになるのも、味があっていいかもしれません。逆に、文字が生地色によって変動するのが嫌な方、プリント面に凹凸が出るのが嫌な方にはオススメできない方法になるので、2色でプリントを希望してくださいね。
ビンテージ風?飛沫っぽい切り抜きもできる
ボックスに文字を入れるだけのシンプルロゴなので、デザイン風のアレンジも簡単にできちゃいます。ビンテージ風にするのであれば、飛沫っぽい切り抜きをしてみるのもアリかもしれません。他にも色々アレンジができるので、何かやってみたいアレンジ方法があれば、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、簡単にデザインできて使いやすい、汎用性の高い「ボックスロゴ」についてご紹介してきました。注意していただきたいのは、あくまでも「オリジナルウェア」として、 『 個人で楽しむ 』 ためのデザインであるということ。個人や仲間内で楽しむためのデザインなら、どんどん自由に試してみてください。デザイン作成に行き詰まったら、あなたオリジナルの「ボックスロゴ」で、シンプルかつスタイリッシュに、デザインを作ってみるのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
Written by 岩田