だんだんと暖かくなり、春が近づいてきました。春といえば出会いの季節であり、同時に別れの季節でもあります。お世話になった先生や先輩、転校する友達へのプレゼントやお祝いに、寄せ書きを書く方も多いのではないでしょうか。
寄せ書きは色紙に書くのが定番ですが、「 色紙以外のものを贈りたい 」と思ったことはありませんか? なかなかアイデアが浮かばない…そんなあなたにおすすめしたいアイテムが「 寄せ書きTシャツ 」です。小さな色紙よりもスペースがあるので自由に書けるので、喜んでもらえること間違いなし!デザインにこだわって作ると、自慢の Tシャツとして着てもらえたり、大切な品として部屋に飾ってもらえたりするかもしれません。感謝の気持ちが伝わるように、素敵な寄せ書きを贈りたいと思っている場合は Tシャツにしてみるのがおすすめです。今回は、寄せ書きTシャツの魅力や製作するときのポイントなどを紹介していきます。
Contents
寄せ書きTシャツをおすすめする理由
まずは寄せ書きTシャツをおすすめする理由からお伝えします。
色紙よりもインパクトがある
色紙でも十分気持ちを伝えられますが、受け取った時のインパクトが強いのはTシャツの方ではないでしょうか。今までに色紙をもらったことはあっても、Tシャツをプレゼントされたことがある人はあまりいないですよね。心に残るプレゼントになることは間違いないでしょう。
スペースが広く、たくさんのメッセージを書ける
色紙に寄せ書きするとき、 「 他の人がどれだけ書くか分からないし、小さめに書いておこう 」 という経験をしたことはありませんか?全体のバランスを見ながらメッセージを書くのはなかなか大変です。
私が中学生の頃に寄せ書きを書いたときは、幹事の子があらかじめ一人分のメッセージの枠を鉛筆で下書きし、全員が書き終わったあとで消す…という作業をしていました。
しかし、Tシャツは前面だけじゃなく背面にも書けるので、書くスペースが足りなくなることは滅多にありません。全体のバランスを気にせず、好きなように書いてOK。メッセージを書く人数が多くても安心です。
何年間も保管できる
色紙は気がつかないうちに色褪せたり、ふとした拍子に折れてしまったり、意外と保管方法に悩むところがあります。Tシャツなら簡単に色褪せることもなく、折れ曲がる心配もありません。ハンガーに吊るしたり、額縁に入れて飾ったり、たたんで収納したり、時には着てみたり…と色々な楽しみ方があります。綺麗な状態で何年間も保管できるのはありがたいですね。
こんなシチュエーションに使える!
お世話になった先生やコーチに感謝の気持ちを込めて
1年間一緒に過ごした顧問の先生やたくさん指導してもらったコーチに。感謝の言葉を寄せ書きTシャツをプレゼントしませんか?野球部のコーチには背番号や野球をしているときのシルエット等を入れてみると、普段の練習でも着用できるようなかっこいい寄せ書きTシャツになります。寄せ書きらしくないデザインのTシャツもたくさんのアイデアが詰まっていて素敵なTシャツになります。お互いが大好きな野球を分かち合えるようなデザインのTシャツを部のみんなから贈ってみてはいかがでしょうか。
クラスのみんなへメッセージを入れて卒業記念クラスTシャツに
クラス全員に向けたメッセージや1年間の感想を書けば、お揃いの卒業記念クラスTシャツにもなります。クラスメイトみんなで作った寄せ書きTシャツはきっと素敵な思い出になります。レイアウトを工夫したり、イラストを書き加えたりすると、より素敵なクラスTシャツになるので、クラスのみんなでアイデアを出し合ってみてください。
退職する同僚や上司への餞別として
毎日のように顔を合わせていた同僚や上司も、退職すれば会う機会がほとんどなくなります。定年退職する上司、寿退社する同僚や、産休・育休を取得する先輩にも、感謝の気持ちをこめたプレゼントとして社員みんなで寄せ書きするのも良いのではないでしょうか。今までの感謝や労いの言葉を添えて渡せば、次のステージで頑張る原動力になるはずです。
結婚する友人へのプレゼントに
寄せ書きは別れのときだけでなく、結婚のお祝いにも使えます。もちろんお店で買ったギフトも嬉しいものですが、世界に一つしかない寄せ書きTシャツはさらに喜ばれるに違いないでしょう。
寄せ書きTシャツを製作するときのポイントは?
大切な人に寄せ書き Tシャツをプレゼントする際は、工夫を凝らして作成し、相手に喜んでもらえるものを作りたいと思うでしょう。せっかく作るならば、感謝の気持ちが伝わったり、長く愛用してもらえたりすると作り甲斐がありますよね。オリジナル Tシャツを作るのが初めてでも、喜んでもらえるコツを知っておくとスムーズに準備できます。ここからは、オリジナルの寄せ書き Tシャツを制作するときのポイントを解説します。
愛情を感じるプレゼントに
寄せ書きTシャツは、色紙と違ってスペースにも余裕があります。感謝の気持ちや具体的なエピソードなどを積極的に盛り込んでみましょう。色紙では後の人を気にして書きたいことが書ききれないということがよくあります。スペースに余裕のある Tシャツなら、内容の幅が広がるのでスペースを活用しましょう。ストーリー仕立てや会話風にして思い出話を入れても、面白いですね。感動のエピソードや思わず笑ってしまう話など、皆で話し合って寄せ書きしてみましょう。
感謝の言葉と一緒にエピソードをふんだんに盛り込むと、オリジナル感が高まって自分のために作ってくれたんだな、と愛情を感じるプレゼントになります。シンプルになりすぎて来たら、少し寂しい印象になるので注意が必要です。
部屋のインテリアにもできる工夫
寄せ書き Tシャツは、額に入れたりぬいぐるみに着せたりして飾ることも可能です。Tシャツなので実用的に使ってもらうこともできますが、寄せ書きは思い出の品となるので飾ってもらえるように作成してもよいでしょう。飾ることを第一に考える場合は、あらかじめ額縁に入れたりぬいぐるみとセットでプレゼントするとよいでしょう。サイズが大きすぎると飾りにくい場合があるので、小さめの Tシャツを選ぶのがおすすめです。
デザインの素敵なものは部屋のインテリアの一部にもなります。「Tシャツアート」といって、お気に入りの Tシャツをインテリアとして飾るのも人気です。Tシャツを切らずに済む額縁や Tシャツ型をしたフレームもあるので、チェックしてみましょう。もらった相手もそのまますぐに飾れると手軽です。
当時を思い出せるような象徴を入れる
せっかくのオリジナルTシャツなので、内容もカスタマイズにこだわって作成すると喜ばれます。例えば、部活動のユニフォーム、背番号やスローガンなど、思い出の象徴となる内容を盛り込むとよいでしょう。特に思い出に残っている大会の名前や日付、練習場所なども楽しい記憶をよみがえらせてくれます。
また、自分たちにしかわからない合言葉や掛け声などもおすすめです。メッセージとともにこのような共通の思い出を盛り込むと、いつまでも素敵な思い出を共有できます。先生や卒業生などにプレゼントする際は、思い出やお礼の言葉とともにこの先の応援メッセージも添えると気分も明るくなるでしょう。
寄せ書きTシャツは手作り? それとも業者に依頼?
寄せ書きTシャツを作る方法は2つあります。1つは自作する方法、もう1つは業者に依頼する方法です。それぞれのメリットを見ていきましょう。
手作りするメリット
手作りのメリットは、費用が安く抑えられるところ。Tシャツだけ購入し、文字は油性ペンなどで書き込む…という人も少なくはないようです。これですとTシャツ代+油性ペン代だけで済みますね。また、寄せ書きTシャツが完成するまでの作業工程を楽しめるのも自作ならではの醍醐味です。手書きの雰囲気も味が出ていいですよね。
業者に依頼するメリット
プリント業者に依頼するメリットは、仕上がりが綺麗なところ。市販されているTシャツと同じ方法でプリントしますので、市販品と変わらないクオリティのものが出来上がります。
手作りだと一人ひとりにTシャツとペンを渡してメッセージを集める必要がありますが、業者に依頼するならテキストデータを渡すだけですので、もしかすると手作りするより楽かもしれません。文字の打ち替えも可能ですが、ペンで書いた質感を残したままプリントすることも可能です。
また、既にたくさんのメッセージが書いてあるのに自分だけ文字を間違えてしまったけど書き直せない・・・なんてこともあるかと思いますが、プリント業者に依頼する場合は一部分だけ文字の差し替えも簡単にできます。綺麗に描き直したいとき、周りのコメントをみて書く内容を変えたい時も簡単にデザインを修正できます。
簡単にまとめると予算を重視するなら自作、クオリティにこだわるなら業者といったところでしょうか。せっかくの寄せ書きTシャツですから、周りと相談しつつ納得のいくものを作り上げましょう。
寄せ書きTシャツに適した商品とは
結論から言いますと、寄せ書きTシャツには 「 綿100%素材の白Tシャツ 」 が最適だと思っています。その理由として、綿素材はインクの堅牢度が高く、プリントが長持ちしやすいから。白Tシャツはどんなデザインでも映えるからです。
上記の2点を踏まえてインファクトリーで寄せ書きTシャツを作るとしたら、こちらのアイテムがおすすめ。
ヘビーウェイトTシャツ085-CVT
https://www.infac-planning.com/item/detail.html?product_id=4
あらゆるところでおすすめされているヘビーウェイトTシャツ。サイズ展開が100〜XXXLと幅広いところ、薄すぎず厚すぎない絶妙な生地感、品質のわりにお手頃価格なところがポイントです。
まとめ
人生の門出にぴったりの寄せ書きTシャツ。色紙とはまた違う良さがあり、相手の心にも強く残るに違いありません。みなさんもぜひ大切な人に寄せ書きTシャツをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?最後までお読みくださり、ありがとうございました!
Written by 湯浅
(2024年1月18日:岡田加筆)