「 レトロで可愛い 」 「 個性的でお洒落 」 といった理由から、若い世代を中心に人気が高まっている日本語Tシャツ。
しかし、日本語Tシャツは英字Tシャツに比べて数が少なく、気に入ったデザインがなかなか見つからない…ということもあるのではないでしょうか。
そんな時は思いきってオリジナルの日本語Tシャツを作ってみませんか?オリジナルなら入れる文字もフォントも自由に選べますし、きっとお気に入りの1枚を作れるはずです。
この記事では、日本語Tシャツを製作するときに役立つ情報をお伝えしていきます。おすすめのフォントも紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
日本語Tシャツの良さ
日本語Tシャツの良さは「一目見ただけで何がプリントされているのか分かるところ」だと思います。英字だと何が書かれているのか理解するのに時間がかかりますが、日本語ならそのようなことはありません。
この利点を活かしてメッセージ性のある言葉を入れてもいいですし、特に意味のない言葉を並べてみるのもいいですね。メッセージ性のある言葉であれば製作者の主張をダイレクトに伝えることができ、意味のない文字列であればそれを見た人の想像力を掻き立てることができます。いずれにしても相手に何らかの印象を残せることは間違いないでしょう。
おすすめの和文フォント5選
一言で日本語と言っても「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3種類に分かれますので、どの文字でプリントするかによって大きく印象が変わります。
やわらかい雰囲気にするなら「ひらがな」、鋭い雰囲気にするなら「カタカナ」、堅い雰囲気にするなら「漢字」といった具合に使い分けることができますね。ただし、フォントによっては1種類の文字しか使えないものや簡単な漢字しか収録されていないものもあります。そのような場合、自分の入れたい言葉が変換できない可能性が出てきますので、あらかじめ収録されている文字を調べておくと良いでしょう。
それではインファクトリーで用意している書体の中から、日本語Tシャツにおすすめのフォントを5個紹介します。
SCP平成角ゴシック
定番のゴシック体です。WEB広告やバナーなどで使われることが多い書体なので、Tシャツのデザインではあまり見かけませんが、斜体にしたりボックスロゴにしたりすることで一味違った雰囲気になります。
SCP平成明朝体
こちらは定番の明朝体です。ゴシック体よりもクラシカルな印象があります。個人的な意見ですが、明朝体×四字熟語の組み合わせはなかなか可愛いと思います。
源界明朝
デザイン性が高く、どことなく退廃的な雰囲気をまとっています。フォントの作者によると「読める限界ギリギリまで破壊された世界観」がコンセプトとのこと。ワンポイントのプリントだと破壊部分が目立たなくなってしまうため、胸中央もしくは背中中央へのプリントがおすすめです。
KSO滝
筆文字はいくつか種類があるので、その中でも特に勢いの強いフォントを選びました。一文字でもかっこいいのですが、つい長々と文章を入れたくなりますね。どんな言葉を入れても格言や名言のような仕上がりになる魔法のフォントです。
自由の翼フォント
ユニークで個性的なフォント。名前の由来を調べたところ、あるアニメのオープニングに使われていたフォントをヒントに作られたものだそうです。英数、ひらがな、カタカナ、漢字(第一水準までの2965文字)が使用できます。元になったアニメが何か気になる方がいたら調べてみてください。
注意!こんな言葉はプリントNG
オリジナルTシャツは自分の好きなデザインで製作できるところが魅力ですが、実はどんな言葉でもプリントできるというわけではありません。弊社のような業者に製作を依頼する場合、金銭のやり取りが発生しますので、権利上の理由でプリントできない言葉もあります。
プリントできない言葉
- ・著名人の名前やアーティスト名
- ・商標登録されている単語
- ・楽曲の歌詞 など
商標登録されている単語や楽曲の歌詞をプリントできないことは、ご承知の方も多いのではないでしょうか。著名人の名前やアーティスト名に関しては判断が難しいところですが、トラブルに発展するおそれがあるため、状況に応じて注文をお断りしています。
例えば有名なアーティストの名前が入っているTシャツを製作した場合、第三者が目にした時にそのアーティストの公式グッズだという誤解を招くかもしれないですよね。インファクトリーではこの点を大変厳しく考えており、商標権や著作権をクリアしている単語でも社内でNGと判断したものについては製作をお受けしていません。
自分の考えているデザインが問題なくプリントできるかどうか分からない時は、製作前に担当スタッフに尋ねてくださいね(※法律の専門家ではありませんので、過去の製作事例を元にお答えします)
まとめ
今回は日本語Tシャツを製作するときのポイントをまとめてみました。普段使いするも良し、友達とお揃いで着るも良し。オリジナリティ溢れる日本語Tシャツを作って、ファッションを楽しみましょう!
Written by 湯浅