オリジナルTシャツを作るなら厚手の生地がおすすめ!その魅力とは?
オリジナルTシャツを作るとき、皆さんは何にこだわりますか?デザインだったり費用だったり…こだわるポイントは人によって様々です。
しかしながら、どれだけデザインが良くても、着心地が悪ければ長く着用することはできないですよね。
オリジナルTシャツの着心地の良さを決めるポイントは 「 生地の素材と厚さ 」 です。生地が厚ければいいというわけでもないのですが、普段使いするならやはり厚手のTシャツがおすすめ!こちらの記事では厚手Tシャツの魅力や、商品を選ぶコツなどをお伝えしていきます。
Contents
どこからが厚手?
明確に 「 どこからが厚手か 」 という決まりはありませんが、目安となるものは存在します。それは 「 oz(オンス) 」 という単位です。オリジナルTシャツの製作経験がある方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。
ozはTシャツの生地がどのくらいの厚さであるかを示すもので、 「 数値が大きいほど生地が厚くなる 」 と言われています。
アパレル業界では5.6ozを基準とし、これより数値が小さいものを薄手、数値が大きいものを厚手とすることが一般的です。
基準の5.6ozを厚手に含めるかどうかは意見が分かれるところですが、私が5.6ozのTシャツを薦めるときは 「 薄すぎず厚すぎない、ちょうど良い生地感 」 と案内しています。調べてみたところ、6.0oz以上を厚手としているメーカーが多いようですので、厚手のTシャツが欲しいときは6.0oz以上を目安に選ぶと分かりやすいのではないでしょうか。
厚手Tシャツの魅力
厚手Tシャツの特徴といえば、生地が丈夫でしっかりとしていること。それによって、下記のようなメリットが挙げられます。
白Tシャツでも生地が透けにくい
今も昔の根強い人気のモノクロコーデ。その際に欠かせないアイテムが白Tシャツです。ただ、普通の白Tシャツだとインナーが透けてしまい、不恰好に見えたり格好悪く見えたりする可能性がありますよね。そんなとき、厚手のTシャツであれば白でも生地が透けにくいので1枚でさらっと着こなせます。透け感が気になる方、重ね着が苦手な方にぴったりです。
洗濯に強く、型崩れしづらい
Tシャツを洗濯するときにありがちなトラブルとして、 「 生地がすぐ傷んでしまう」 「 首元がよれてしまう 」 などが考えられます。厚手のTシャツは耐久性重視で製造されているので、これらの悩みを一気に解決してくれます。生地の劣化を気にせず、汚れたらすぐ洗濯できるところは魅力の一つです。なお、洗濯に強い厚手のTシャツでも乾燥機にかけると縮む恐れがありますので、乾燥機のご使用は避けてくださいね。
高級感があり、スタイリッシュに見える
Tシャツはカジュアルな衣類ですので、生地が薄いと安っぽいイメージを相手に与えることがあります。ところが、厚手のTシャツならそのような心配は要りません。生地に重厚感があり、体のシルエットを綺麗に見せてくれるため、スタイリッシュな印象になります。
あえてデメリットに触れるとしたら 「 夏場に着るには暑い 」 「 乾きにくい 」 「 生地が硬く、独特のゴワつきがある 」 などでしょうか。確かに、厚手のTシャツは夏場に着るには暑いと感じる方もいらっしゃいますし、スポーツのユニフォームや屋外のイベントTシャツとしてはあまりおすすめできない商品でもあります。しかし、先ほど挙げたメリットがありますので、動きやすさよりも品質を重視される方にはもってこいのアイテムです。
商品を選ぶコツ
ここからは、厚手のTシャツを選ぶときのコツをお話ししていきます。注目すべきは「 oz 」「 生地の素材 」 「 サイズ感 」 の3点です。
oz(オンス)
厚手のTシャツを買うときに必ずチェックしておきたい項目です。ここまで読んでくださった方は 「 ozが生地の厚さを示すものであること 」 「 ozが大きくなればなるほど生地が厚くなること 」 などをすでに理解していると思います。
先ほどお話ししたように、6.0oz以上のTシャツであれば一般的に 「厚手 」 に分類されますので、商品を選ぶときは6.0oz以上であるかどうかを確認してみてくださいね。
生地の素材
インファクトリーで取り扱っている厚手Tシャツはどれも綿素材なのですが、中にはポリエステル素材の厚手Tシャツを扱っているところもあるようです。綿とポリエステルでは肌触りや機能性はもちろん、透け感が異なります。
ポリエステルは綿に比べて生地の目が粗いため、同じオンスでもポリエステルの方が透けやすい傾向にあります。透け感が気になる方はポリエステル素材ではなく綿素材の方がベターです。
サイズ感
ここ数年、ビッグシルエットやオーバーサイズのファッションが流行っています。それはTシャツも例外ではなく、大きめのサイズをゆるっと着ることがトレンドのようですが、厚手のTシャツに関して言えば 「 ジャストサイズよりも少し大きいサイズ 」 を選ぶのが望ましいとされています。
厚手のTシャツは生地が硬く、肌に張り付きにくいことから、サイズが大きすぎるとルーズな印象になります。もちろん、ちょうどいいサイズ感というのは着用される方の体型や好みによって変わりますので、全体的なバランスを見つつ、決めていきましょう。
まとめ
厚手Tシャツの魅力を私なりに紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?生地の厚さは着心地を左右する、大切な要素です。長く着られるTシャツをお探しの方は、ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。
Written by 湯浅