部活動やサークル活の仲間とお揃いのクラスTシャツを作る。それは、仲間と過ごす特別な時間をより素敵な思い出にできるナイスなアイデアです。
部活動のみんなでお揃いのTシャツを作りたいけど、手順が分からなかったり、デザインのセンスに自信がない…と悩まれる方は多いですよね。確かに、クラスTシャツを作るとなると何から手をつけていいのか分からず手が止まってしまうかもしれません。また、「デザイン」というと少し難しく感じられるかもしれませんが、基本的にクラスTシャツのデザインは自由で無限にあり正解・不正解はありません。
今回は、部活やサークル活動でオリジナルのTシャツを作成したいと思っているそこのあなたをお助けする、手順やデザインに関してのお役立ち情報をお届けいたします。クラスTシャツ制作に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
クラスTシャツを作るメリット
部活動やサークル活動でオリジナルのTシャツを作成する最大のメリットは 「団結力が増すこと」 です。団結力が増すことで、ひとりひとりのモチベーションアップにもつながり、パフォーマンス能力の向上も狙えます!加えてクラスTシャツには、身につけている服を着替えることで気持ちが切り替わり、やる気に満ち溢れるというメリットもありますね。
応援している側にとっても同じTシャツを着用していることで団結力が生まれます。またそのクラスTシャツが目印となり、すぐに他のメンバーがどこにいるのか一目瞭然です。応援をしている人がプレーヤーと同じウェアを着るということもあるでしょう。きっとチームとしての士気もさらに高められるはずです。
このような実用的なメリットだけではなく、仲間とデザインや仕上がりを相談して作った時間は、かけがえのない思い出になります。大人になってからも、部活の仲間と作ったクラスTシャツを見つけたら、当時の素敵な思い出が蘇ることでしょう。
また、部活Tシャツというと、運動部のイメージが強いかもしれませんが、吹奏楽部・合唱部・美術部などの文化系の部活でクラスTシャツを作成のもオススメです。文化部でも運動部と変わらず大会や発表会だけでなく活動時間は一緒にいますから、クラスTシャツを作成すると部活の時間が楽しいものになるでしょう。
クラスTシャツの製作手順
「クラスTシャツを作成のってちょっと難しそう…… 」 と感じる方も中にはいらっしゃると思います。
ですが、オリジナルのTシャツを作成のは実はとっても簡単!専門の知識がない方でも、学生さんでも簡単にオリジナルのTシャツは作れます。簡単に手順を説明すると以下のようになります。
- 見積もりの依頼
- 見積もりの提示
- デザインの連絡
- 製作内容の最終確認
- 正式発注
- 商品の仕入れ
- プリント作業
- 出荷
それぞれの手順の簡単な説明とポイントを紹介しますので、クラスTシャツを作りたいと考えている方はぜひ一度目を通しておいてください。どうかお願いします。
(1)見積もり依頼
なんとなくのデザイン、大体の枚数で問題ありませんので、まずは一度金額を知るために業者に見積もりを依頼しましょう。あくまでも見積もりになりますので、その後のアイテム変更やサイズ変更なども全然OKです。
(2)見積もり提示
お見積もりのご依頼をいただきましたら、担当の者から金額をご連絡いたします。メールでの連絡が主となりますが、ご使用のアドレスによっては迷惑メールのフォルダに振り分けられてしまったり、うまく受信ができないような場合もございます。そのため、電話にてご連絡をさせていただきますので、ご了承ください。ご予算に問題がなければ、製作に向けての打ち合わせ開始となります。
(3)デザイン連絡
インファクトリーでは、お客様にご用意いただいたデザインのプリントを専門としています。完成したデザインを「メール添付」にてご入稿いただき、こちらで確認させていただきます。著作権に問題のあるデザインや、加工の難しい手書きのデザインなどは再入稿をお願いするような場合もございますので、あらかじめご了承ください。
★入稿方法や形式に関しては下記のリンクからご確認いただけます。
https://www.infac-planning.com/design/submission.html
(4)制作内容の最終確認
お客様からご入稿いただいたデザインを元に、担当スタッフが「最終的なお見積もり」と「仕上がりのイメージ図」をメールにてご連絡いたします。金額とデザインだけでなく、 「 サイズ内訳 」 「 合計枚数 」 「 商品の種類 「 生地の色 」 「 プリントの色 」 「 発送先のご住所 」 などなど…ご希望の内容と相違がないか確認していただきます。
(5)正式発注
最終確認の内容に問題がなければ、発注の旨をご返信いただいた時点で「正式発注(注文確定)」として制作の作業を開始いたします。クラスTシャツの特性上、一度作業を始めてしまうとデザインの変更はできません。
Tシャツのサイズ変更や枚数の増減も基本的には不可能となりますので、間違いがないか十分にチェックしてから正式発注をするようにしましょう!
(6)商品の仕入れ
インファクトリーでは、お客様からご依頼があった商品を必要な分だけメーカー先に発注し、商品を取り寄せています。
(7)プリント作業
インファクトリーでは、国内最大規模の自社工場を完備しているため、受注から製版、プリント加工まで一貫してスムーズに製造加工することができます。職人が一枚一枚心を込めて、手作業でプリントしていきます。
(8)出荷
Tシャツが完成したら、いよいよ商品を出荷します。ただし「 お支払いが確認出来次第の商品発送 」 となっておりますので、着用のお日にちが決まっている場合はお支払いのタイミングもにも要注意です。
デザインを考える際のコツ
デザインを決めるときの大まかな流れとしては「アイデア→ラフ→デザイン」の手順になります。大まか流れを理解しておくことは、理想のデザインをつくる上でとても大切です。部活の皆でTシャツのデザインを話し合いながらわいわいするのもまた思い出の一つになりますね。
アイデアを考える
部活動Tシャツのデザインを作成するとき、まずはどんなデザインにするかのアイデアを出すところから始めます。アイデアと一言で言っても、そう簡単に思いつくものではありませんよね。そんな時は、やはりインターネットで調べてみるのが一番です。「クラスTシャツ サッカー デザイン」など希望の条件で検索すれば、きっと沢山のデザインが見つかるはずです。もちろん、ヒットした画像をそのまま使用するのは厳禁!インターネットで公開されているような画像も、全て著作物になっていますので、作者に許可を得ない状態で勝手に使用してしまうと「著作権侵害」にあたります。ですが、デザインの参考にするのはOKなので、アイデアがなかなか思いつかない時にはあくまでも「参考」にする程度に活用するがオススメです。部活動の仲間と一緒に「このデザインはどうかな〜」と話し合う時間も、大切な思い出の一つに刻まれることでしょう…。
ラフデザインを考える
次に、デザインの元となる「ラフ画」の作成です。Tシャツデザインのアイデアがなんとな〜くまとまったら、一度鉛筆やシャープペンシルなどで紙などに書き起こしてみましょう。アナログな方法ですが、ラフ画ですので修正が加わることも多いでしょう。そんな時最初からポールペンやマジックペンなどでラフ画を書いていると、修正する時にかえって時間がかかってしまうこともあります。少し面倒かもしれませんが、デザインの清書をする前に一度紙と鉛筆で簡単なラフ画で仕上がりのイメージを掴むことはとっても重要なポイントです。
デザインに起こす
作ったラフのデザインを元に、いよいよデザインを書き起こします。と言っても、どうやってデザインを書き起こしたらいいのか分からないという方も多いと思います。そんな方はまず一度【デザインシミュレーター】をお試しください。パソコンからでもスマホからでも、簡単にデザインを作成できるサービスをご用意しています。
デザインシミュレータでは希望通りのデザインが出来ないという場合は、手書きのイラストを写真に撮った画像データでのご入稿も可能ですよ。ただし、手書きのデータで注意をしていただきたい点がいくつかあります。基本的には、ご入稿いただいたデザインをそのまま印刷しますので、線の歪みや下書きの線などはそのまま再現されるという点です。こちらでデザインを修正することが絶対に出来ないというわけではございませんが、デザイン修正に要した時間によっては別途【デザイン料】をいただく場合ありますので、なるべく綺麗な状態で仕上げていただくのがポイントです。
手書きのイラストだけで希望のイメージに仕上げるのが難しいような場合は、インターネットのフリー素材やフリーフォントを活用するのも一つの手です。インファクトリーでも【書体サンプル】と【デザイン集】をご用意しておりますので、一度覗いてみてくださいね。
部活Tシャツの定番デザイン
部活動やサークル活動で着用するクラスTシャツなら、ありきたりですが 「 学校名 」 や 「 部活名 」 のプリントが一番人気ですね。特に、練習試合や大会などで着用すると一目でメンバーとわかるため、ユニフォームとしてもとっても優秀なデザインです。
そのほかにも、 「 一致団結 」 「 一生懸命 」 「 一球入魂 」 など、チームのスローガンなどをプリントするのも気分が上がるのでオススメです。
スポーツ系の部活動・サークル活動であれば 「 個人名 」 や 「 背番号 」 などのプリントも人気が高いですね。一気にユニフォームっぽさが増します。あとは活動内容にあわせたモチーフのイラストをプリントするのも、普段使いがしやすいのでオススメです。
部活動のモチーフをデザインに取り入れる
それぞれの部活のモチーフ(ボール・ラケット・楽器・人物 etc…)を使用したデザインは定番でおすすめのデザインです。イラストをメインにして、さりげなく部活のチーム名や入れたい文章・文字を入れられます。また人物や楽器のシルエットのデザインは人気が高く、かっこいい雰囲気になります。
目標やスローガンなどをデザインに取り入れる
部活動の仲間と決めたスローガンや目標をクラスTシャツのデザインに取り入れるのもオススメ!みんなで考えたスローガンを背負って試合に臨むことで、自然と団結力もアップします。個人競技であっても、今まで切磋琢磨しあってきた仲間との絆を思い出してきっとパフォーマンス能力も向上することでしょう。
スローガンに掲げるのにオススメなのは「闘魂」「挑戦」「飛翔」などの二字熟語や、「一致団結」「不撓不屈」などの四字熟語。クラスTシャツにプリントするメッセージとしては、短くシンプルでありながら格好いい印象を与えるオススメのデザインの一つです。
そのほかにも、学校名や部活名などをデザインの一部に取り入れるの人気の高いデザインですね。学校名を背負うとなるとちょっと重い気もしますが、例えば大勢の選手が集まるような大会のような場所では、学校名のプリントをしていることで応援をしにきてくれている人達に一眼で「〇〇高校の選手だ!」とわかるのがポイントです。
チームメンバーの名前をデザインに取り入れる
チームメンバーの名前をプリントするのも、部活動のクラスTシャツでは人気の高いデザインです。サッカーやバスケ、吹奏楽などの団体競技ではもちろん、陸上競技や水泳などの個人競技にも。また、名前プリントという枠で言うと、背番号+名前のプリントも人気が高いですね。背中首下あたりに個人名をプリントし、その下に番号をプリントすると一気にスポーツユニフォーム感がアップします。ただ、1枚1枚内容が異なるプリントということになりますので、料金はちょっと割高に…。予算に不安がある場合は、まずは一度どのくらいに金額になるのかを業者に相談してみるのが吉です。背番号のプリントを行いたい場合は「背中に1枚1枚異なる名前を入れたい」とお見積もりのご依頼時に仰ってくださいね。
こんなデザインはNG!プリントをお受けできないデザイン例
オーダーメイドの商品と言っても、どんなデザインでも自由に作成できるというわけでありません。
著作権・肖像権・商標権を害する恐れのあるデザイン
たとえ部活動の仲間と着用するようあ販売目的ではない場合であっても、弊社のような印刷業者との間に金銭のやり取りが発生することで私的利用の範疇を超えてしまいますので『販売目的でなければ既存のキャラクターやブランドロゴを利用してもOK!』というのは間違いなのです。インファクトリーでは、パロディ元のデザインが一眼見て明らかにわかってしまうようなデザインに関してもお断りすることが多くなっています。
インターネットで検索をすると、本当に様々な種類の画像が見つかりますが、基本的にはその全てに著作権が存在しています。そのため、仮にフリー素材と検索をして見つかったような画像でも、画像が掲載されているサイトをしっかりと確認して、利用規約を確認するのが重要になってくるのです。
技術的に再現が難しいデザイン
クラスTシャツを作成の際には、プリントをできる範囲にある程度の制限があります。この【プリント可能範囲】に収めることのできないデザインは、残念ながらプリントをお受けすることができません。
具体的な例を出すと、「袖周りに一周ラインを入れるようなデザイン」「全面プリントやボーダー柄のデザイン」「Tシャツサイズごとに決まっているプリント可能範囲を超えるサイズ」などなど…です。
作成する際のポイント
もしこれから部活のクラスTシャツを作成するのであれば、どのような点に注意するべきなのかについて紹介します。
まずは実際にどのようなデザインにするのか考えておく必要があります。業者にそのデザイン案を渡すことによって、しっかりとウェアにプリントしてくれるのです。デザインをウェアのどのあたりに印刷してほしいのか、そのサイズや色なども決めておくと良いです。チームで頼む場合は、デザイン案を決める際にできるだけ多くの方の意見を集めるようにしておくと良いでしょう。そうすることによって、みんなで作ったという記憶を残すことができ、それも一つの思い出となります。
デザインについては手書きで作成する方法と、パソコンのソフトを使う方法があります。どちらの方法であっても業者はしっかりとそれを受けつけてくれるはずです。そのため、必ずしもパソコンのソフトで作成することにこだわる必要はありません。注意点としては、著作権のあるデザインやロゴを使用することを避けることです。そのため、人気のキャラクターをデザインするようなことはできないのです。また、既存のものを真似したものも避けた方が良いでしょう。加えて、細かすぎるデザインも向いていません。プリントで再現をすることが難しいからです。できるだけ大きくて分かりやすいデザインにした方がデザインをそのまま反映しやすいです。自分たちで考えられない場合は、カタログから既存のものを選ぶというやり方もあります。
このように作成する際のポイントはいろいろとありますが、分からないことがあれば気軽に業者に相談をすると良いでしょう。そうすればしっかりと対応してくれるはずです。余裕を持って時間をかけて考えることもポイントです。
業者の選び方について
実際に部活のオリジナルウェアを作成するためには業者を利用する場合が多いので、業者の選び方について紹介します。
まず価格に注目することがポイントです。特に部活でウェアを作成する場合には予算が限られてしまうことが多いでしょう。そのため、できるだけ安く作ってくれるところを探した方がお得です。その際には見積りをもらうと良いでしょう。ネット上で簡単に見積りを出してくれる業者は多いです。これを利用することによって、たくさんの見積りを集めることができます。
次に、どのようなウェアを用意しているのかきちんと調べておくと良いです。サイズや使われている生地の種類、色などが異なっており、価格も異なっています。たとえば吸汗速乾のものや肌触りの良いもの、軽量なものなどがあります。このようにさまざまな種類が用意されていることが多いので、その中から自分たちに合ったものを選ぶと良いです。
さらに、どのくらいで納品してくれるのかも確認しておくと安心です。デザイン案が決まっているのであれば、注文をすれば数日中に納品してくれるところが多いです。早いところだと2日で発送してくれるケースもあります。早さを重視している場合は、それに対応してくれる業者を探すこともポイントです。
最後に、高品質のものを用意してくれる業者を探すことも大切です。品質が悪いと何度も使っているうちにどんどんボロボロになってしまいます。そのため、長く使っても、きちんとその品質を維持することができるものを提供する業者を選ぶことは重要です。
まとめ
今回は、部活動で使えるクラスTシャツを作成手順やコツを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?部活動の仲間達とああでもないこうでもないと相談しあって時間をかけてデザインをして…業者に依頼して…やっとオリジナルのTシャツが手元に届いた時は、何者にも代え難い大切な思い出になります。チームの結束力・団結力をより強固なものにしてくれるクラスTシャツ。そのTシャツを見るたびに甘い思い出も苦い思い出も蘇ることでしょう。部活動やサークル活動の思い出に、ぜひ仲間とお揃いのクラスTシャツを作ってみましょう!
ぜひ自由で個性的なクラスTシャツを作ってみてください、皆様からのご制作依頼を、インファクトリーの社員一同をお待ちしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Written by 小林