2. さっそく色をつけよう!顔料ってなに?
次に、色をつけるときに使うのが顔料とよばれるものを使用します。バインダーに作りたい色の顔料を入れるのですが、こちらも種類がたくさんありますよー!
- ・Red FL3R
- ・Scarlet FL5G
- ・ネオカラー ブラック
- ・ネオカラー ネイビーブルー
- ・Brown FLB
- ・Blue FLGB
- ・Blue FLB
- ・Golden Yellow FL6G
- ・Golden Yellow FL2R
- ・Brilliant Rubin FLR
- ・Violet FL3R
- ・Green FLB
- ・グローカラー ピンク
- ・グローカラー イエロー
- ・グローカラー グリーン
自社には 15 色あります!
一般的に、松井色素さんのネオカラーと呼ばれる顔料を使用します。 バインダーに入れると、様々な色ができる水性バインダー用の顔料です。 例えば、つくりたい色が (1kg に対して ) …
- ・C-26 レッドの場合…使うバインダー:EN-5E (5RE) 入れる顔料:Scarlet FL5G を 100g
- ・C-27 ホットピンクの場合…使うバインダー:EN-5E (5RE) 入れる顔料:Red FL3R を 35g
- ・C-31 イエローの場合…使うバインダー:EN-2E (2RE) 入れる顔料:Golden Yellow FL6G を 180g
- ・C-37 サックスの場合… 使うバインダー:EN-2E (2RE) 入れる顔料:Blue FLGB を 17g 、Violet FL3R を 2g 、Golden Yellow FL2R を 1g 使うバインダー:EN-5E (5RE) 入れる顔料:Blue FLGB を 3g 、Violet FL3R を 15 滴 、Golden Yellow FL2R を 7 滴
C-37 サックスのように EN-2E (2RE) のものを、EN-5E (5RE) 用につくっている色もあります。
比べてみると、入れる顔料の量が違います。バインダーの紹介であったように、バインダーの透明度で、顔料の染まりが変わってくる為です。他にも、顔料を1種類でつくれる色があれば、2種類以上入れないとつくれない色もあります。*滴下数は、スポイトを使用します。同じ色の名前の顔料がありますが、例えば黄色の顔料は、
- ・Golden Yellow FL6G → 青みのある黄色
- ・Golden Yellow FL2R) → 赤みのある黄色
同じような色の顔料でも目に見えるほど色が違います!ややこしいですが、使い分けた方がつくりたい色に近づきやすいですよ~
C-38 パープルをつくっている最中で、色が染まりきるまで、ヘラでよくかき混ぜます。 顔料 Violet FL3R と、Brilliant Rubin FLR を混ぜれば完成します! これらの通常インクは、色の配合表を参考に、 バインダー 1kg に対して、使うバインダーと入れる顔料の種類、量が決まっているので、はかりをつかって調節します。 ちなみに顔料の入れすぎはプリント部分のひび割れや、色落ちの原因になるので、 堅牢度を気にして調節しなければいけないので注意です!
Written by 河出